
ホビーセンターカトー東京店で行われた「DCCはじめて講座」を見学してきました。


カトーさんがDCCのこういったイベントをやるのは実に何十年ぶりなんじゃないでしょうか?
我々エルムDCC交流会もDCCの楽しさをもっと広めたいという方針があるので、メーカさんがどんなことをやるのか?DCCに興味がある方はどんなことを知りたいのか?といったことを勉強する良い機会だと言う思いで見学してきました。


当日は、3回講座が開催されるようで、自分は2回目の講座に参加しました。

募集人数10名のところ2回目は自分を入れて6名ほどが参加していました。DCCに興味がある方が少しでもいるのは嬉しいですが、ちょっとさみしい人数です。
<DCCのはじめて講座 解説とデモ>


こういった説明チラシが配られていました。分かりやすくて良いですね。
直線2線式(アナログ方式、DC)と、交流DigitalCommandControl(DCC)の方式についての説明がありました。


D103を使ったデモです。ライトの点灯を個別に手元で行えるなどの説明がされていました。
実際に参加者さんに触ってもらって体験してもらっていました。
DCCに必要なものとして、コマンドステーション(コントローラー)、先頭車用ライトデコーダー、モーター車両デコーダーと室内灯用のデコーダー(FR11)についても説明していました。
ここで参加者さんから
「室内灯付き10両の電車の場合の必要なデコーダーは?」と言う質問があり、
ホビセンの方から「先頭車用ライトデコーダー2個、モーター車用デコーダー1個、室内灯用デコーダーは室内灯車両の数」と回答が帰ってきて質問者さんは、ちょっと引いてましたね。デコーダーだけで1万円以上になっちゃいますね。
室内灯については別にデコーダーを取り付けなくても良いと思います。室内灯をつけたり消したりって、普通の電車でもそんなにないですよね?回送電車ならあるかもしれないかな?室内灯にデコーダーをいれるかどうかは予算と相談で良いかと思います。ちなみ自分は室内灯にはデコーダーを搭載していません。(予算と車両運行方法次第ですよね)

こちらは複数列車運転のデモ
D103のジャンプ機能を用いてアナログコントローラーを、第2のコントローラーとして使いながら一つの線路上で2列車を同時運転しています。
ジャンプ機能は便利で良い機能ですね。マスコン形のアナログコントローラーをDCCコントローラーの子機として使うことができます。汽笛などのファンクション操作はDCCコントローラーで行いますが、車両のスピード操作は子機の方でも行えます。TOMIXのアナログコントローラーでも使えます。(配線をKATOように変換したりなどの加工は必要かもしれません)


このデモ線路で給電が2箇所で行われています。これはDCCだから給電が多くないとだめなのか?と参加者さんに受け取られてしまったような気がしました。
DCCはデジタル信号を線路を通して車両に送るので、電圧降下で電気信号が車両に届きにくくなると車両が信号を受信できなくなるので厳しいということは事実としてありますが、アナログでも電圧降下は起こるので、DC(アナログ)でもDCCでも給電箇所は多いほうが良いです。
昔のDCCの説明では、給電箇所1つで車両もポイントも操作できるみたいな説明がされていたわけですが、実際には給電箇所は多めに設けたほうが安定しますね。自分の経験則の話ですが、KATOの線路はジョイナーの構造なのか線路の材質のせいなのかわかりませんが、ちょっと電圧降下がある気がします。TOMIXの線路のほうが電圧降下が低いような印象です。ただKATOの線路のジョイナーは柔軟性があるのでちょっと無理な線路のつなぎ方をしても壊れない印象があります。その分丈夫な感じです。KATOとTOMIXどちらの線路にも良し悪しなところがありますね。
<DCCによくある勘違いと言う説明では>

DCCに関するよくある誤解というものがあるんだそうです。
1:DCCって車両から音が鳴るんでしょ?
と言われることがよくあるとのことでした。これってエルムDCC交流会のイベントでの見せ方にも原因があるのかもしれませんね。DCCの面白さを分かりやすく見せるためにサウンド車両を大々的に見せるようにしてるので、こんな質問が来てしまうのかもしれません。
もちろんサウンドも楽しいですけど、1つの線路で複数列車運転、様々なライト制御、ギミックなどの操作など、ほかにもDCCの楽しさはたくさんあります。
まずはKATOのDCCフレンドリーを使ってDCCでできることを楽しんでから、DCCサウンドへステップアップするとより楽しいと思います。
2:DCCって自動運転ができるんでしょ?
と言われることもあるそうです。これも確かにできるんですが、そのためだけのDCCというわけでもないんですよね。
自動運転がしたいという場合はDCCの機器やデコーダー搭載車両の他に、PCの制御ソフトや車両検知の機器等も必要になってきます。DCCを使えばすぐに自動運転ができるというわけでも有りません。
ただ、簡易的な自動運転なら、対応したデコーダーやコントローラーを使えば簡単にできます。
こちらの記事で紹介しています。
簡単な自動往復運転の方法↓
操作を記録して再現するロボ運転↓
<次回3月30「DCCのここから講座」開催決定!!>


3月30日日曜日、ホビセン2Fにて「DCCのここから講座」を開催するようです。
・D103とDCCフレンドリーについての解説
・D103を使用した基礎的な遊び方から複数列車の同時運転まで
実際的な内容に踏み込んだ内容になりそうですね。
4名づつ2回開催されるようです。
定員に達してしまっても横から見学だけでもできると思います。
今回参加していた方々は、終了後に熱心に質問していました。
DCCにハマりきってしまっている自分にとっては、今回のDCCのはじめて講座は、DCCに興味があるこれからDCCをはじめたい人がどんな事がわからないのかが再認識できました。最新のDCC事情を発信しつつ、これからDCCをはじめたい方々に向けての情報も発信してDCCの楽しさをもっと広めていきたいと思います。