エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【DCCデコーダー】トマラン回路自作とワンコインデコーダー【トマランコンデンサー】

以前、[ワンコインデコーダー]と言う自作DCCデコーダーを作って使用テストをしてみたことがあります。当時はハンダ付けもそれほど上手ではなかったということもあり、自分で製作したデコーダーは一応DCCデコーダーとして機能するものの、時々暴走を起こしたりして不安定なものでした。今回はたくさん作ってしまったワンコインデコーダーをもう一度使えるように試行錯誤してみます。

<ワンコインデコーダーとは>

nuckyさんが製作して領布しているワンコインデコーダーです。
サイズワンコイン!部品代ワンコイン(500円)を目指した、激安自作DCCデコーダです。

作り方などの詳細は公式ページをご参照ください。

web.nucky.jp

DCCデコーダーを自作できて、しかもかなり安く自作できるというのは凄いですね。
ということで自分も数年前に作ってテストしてみたことがあります。
確かに安く製作できてDCCデコーダーとしても動作したんですが、自分の作り方が悪かったのか時々暴走してしまったりして、あまりうまく扱えませんでした。
当時はまだハンダ付けもうまくなかったですし、走行テスト時の集電も悪かったのかもしれません。

そこでトマランコンデンサーを取り付けて、集電を改善してテストしてみることにしました。

<トマランコンデンサとは>

トマランコンデンサは、DCCデコーダの集電不良による突然停止を防止するため、デコーダの電源部分にコンデンサを追加し、集電不良部分も問題なく通過させるための追加部品です。

これを取り付ければワンコインデコーダーの集電改善ができて暴走しなくなるのでは?と考えました。

詳しくは公式ページをご参照ください。

desktopstation.net

ナゴデンさんのところで基板キットも領布されています。

nagoden.cart.fc2.com

自分は現在、こちらを購入して使用しています。

トマランコンデンサーの回路を見てみると、数点の部品さえ揃えればそれほど難しくなく製作できるようです。

<トマランコンデンサ 手持ち部品で自作みる>

とりあえず手持ちの部品で簡単に自作できるか試してみます。

トマラン回路はワンコインデコーダーの説明ページの画像がわかりやすかったです。
使用する部品は3つだけですので、電気素人の私でもなんとかわかりました。
ダイオードの向きとコンデンサーの+−の向きだけ注意が必要です。

☆手持ちの部品☆
・1N4007 整流ダイオード @10円
汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007-B

・100Ω 1/2W 抵抗 @35円
金属皮膜抵抗 1/2W100Ω ±0.1%

・25V 330uf 電解コンデンサ @20円 Ø=8mm L=11.5mm
電解コンデンサー330μF25V105℃ ルビコンPX

・基板 ハサミで切れるユニバーサル基板
0.3mm厚 極薄両面ガラス・ユニバーサル基板 短冊(ロング)タイプ2.54mmピッチ (340×12.8mm)

コンデンサーは容量大きめのものを使用してみます。直径8mmと少し大きめです。ユニバーサル基板は、ハサミでカットできるタイプのものです。とても便利に使っています。

回路図に従って配線します基板にコンデンサーとダイオードと抵抗をはんだ付けします。

こんな感じで作ってみました。デコーダーと合わせるとかなり大きめですね。

もう少し小さくしたバージョンも作ってみました。回路を立体的に配置してあります。

だいぶ小さくなりました。車両に搭載してみます。動力はGMコアレスモーターです。ボディーを被せて見たところギリギリアウトといった感じです。
ボディが微妙に浮いています。コンデンサーの直径8mmではきつかったようです。

コンデンサーを小さめのものにしてみます。
・25V 100uf 電解コンデンサ @50円 Ø=8mm L=5mmこれならボディがちゃんとハマりました。周回線路で走行してみた感じ、デコーダーの暴走も無くちゃんと動作しているようです。
トマランコンデンサもちゃんと機能していると思います。

<更に小さくしてみる!>

更にもう少し小さく作りたいと思います。
コンデンサーをさらに小さいものにして、なおかつ容量は少し大きめに変更します。

100uFを2つ使って200ufにしてみます。コスト的にもこちらのほうが安いです。

・25V 100uf 電解コンデンサ @10円 Ø=5mm L=11.5mm
電解コンデンサー100μF25V105℃ ルビコンPX

今回は基盤を使わないで作ってみます。だいぶ小さくなりました。以前交換して取り外したTOMIXのM9モーターは、取り外して使うと普通に動くんですよね、不思議です。コレをテスト用に使用します。デコーダーをモーターにつなげてテストです。無事に動作しました。車両に搭載してみます。ボディーもちゃんとハマリマした。

もっと小さくしたいと思います。ダイオードと抵抗を表面実装部品にしてみます。コンデンサーは220ufを一個にしてみます。

・ショットキーバリアダイオード 30V1A RB160M-30TR @15円

・KOA RK73B2BTTD101J 3216(1206)チップ抵抗 100Ω @5.3円

・電解コンデンサー220μF25V105℃ ルビコンPX @20円 Ø=6.3mm L=11.5mm

抵抗とダイオードを基板にはんだ付けします。

コンデンサーもはんだ付けします。

デコーダーに取り付けるとコレぐらいの大きさになりました。モーターにつなげてテストもOKです!コストとサイズを考えるとコレが一番良いかもしれません。

トマランコンデンサを自作して、ワンコインデコーダーを使えるようにしてみました。
コンデンサーがデカイので室内灯装備の車両とかにはちょっと使えないとは思いますが、テスト用デコーダーとしてなら充分有用に使えるようになりました。