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【見学レポート】電車とバスの博物館:東急の歴史を巡る

先日、たまたま近くを訪れる機会があったので、久しぶりに「電車とバスの博物館」へ足を運んでみました。

[電車とバスの博物館 公式サイト]

電車とバスの博物館|東急電鉄

この博物館は、東急田園都市線宮崎台駅にあります。以前は高津駅にありましたが、平成の初め頃に現在の場所へ移転したそうです。高津駅にあった頃に一度訪れたことがあったので、今回は実に数十年ぶりの再訪となりました。

東急の電車とバスの歴史が体系的にわかるような展示になっており、建物は線路の高架下に位置しているため、細長く階層的な構造がまるで迷路のようです。

入場料はなんと200円!しかも、当日は何度でも出入り自由というから驚きです。

 

<模型の展示がとにかくすごい!>

鉄道模型の視点から見ても、この博物館は非常に興味深い場所です。

Nゲージのレンタルレイアウトが1つあり、20分200円で運転体験ができます。車両はあらかじめ設置されている東急のNゲージ車両を運転する形ですが、受付の方に伺ったところ、なんと持ち込み車両もOKとのこと。

一般的なレンタルレイアウトに比べて時間あたりの料金が安く、レイアウト自体も東急沿線をイメージした情景が再現されており、見応え十分です。HOゲージの展示は、自分で運転できるタイプのレイアウトと、鑑賞するタイプのレイアウトなど、3つほどありました。特に自分で運転するタイプのレイアウトは、本物の運転台マスコンとカメラカーの映像を使って運転するという本格派。加速や減速がまるで本物の電車のようで、駅停車時にオーバーランすると強制終了になるなど、運転はなかなか難しく、夢中になってしまいました。

<車両のモックアップなどが圧巻!>

昔の駅の再現や、古い車両のモックアップの作り込みが非常に精巧で感心しました。

>ミニ図書館のような設備ですが、東急の古い車両の中に書籍が置かれています。

写真の設備は、東急の古い車両の中に書籍が置かれたミニ図書館のようなスペースです。

この古い車両のモックアップも、かなり精巧にできていました。

玉電200形 実物車両展示>

多摩で活躍した玉電200形の実物車両が展示されており、実際に車両の中に入ることができます。

玉電200形の運転台

運転台はとても狭く、椅子もないようです。現役時代を知らないのですが、運転手は立って運転していたのでしょうか?

車内は、車体の形状に合わせて椅子の配置が少し湾曲しているのが特徴的でした。

<バスの展示も充実>

1970年代の古いバスも展示されていました。こちらの白いバスは、現在でいうところの地域密着型コミュニティバスのような運行をしていたそうです。

東急のバスといえば、やはりこのカラーリングですね。いわゆる「バス窓」タイプの古いバスで、こちらも車内に入ることができました。

<3450形 先頭車>

池上線や目蒲線などで活躍した3450系の先頭車両(車体の一部)が展示されており、運転席の前にはモーター台車が置かれています。

運転席で操作をすると、目の前の車輪が吊り掛けモーター音を響かせながら回転します。

また、上からも見ることができ、屋根上の様子やパンタグラフなども細かく観察できました。

<モハ510形 車両>

電車とバスの博物館のB棟には、モハ510形車両が展示されています。現在B棟は一般公開されていませんが、モハ510形車両は外から見学することができます。

 

久しぶりに訪れた電車とバスの博物館は、以前よりも内容が充実しており、とても楽しい時間を過ごすことができました。平日昼間ということもあり、館内はかなり空いていました。館内の案内係や展示の解説員の方々は、おそらく東急のOBの方々だと思うのですが、非常に丁寧な接客で、気持ちよく見学できました。

最近は、大手私鉄でも自社の車両展示などを目的とした博物館を運営するケースが増えましたね。関東の大手私鉄でも、この東急の他に、小田急、京王、東武、メトロなど、多くの鉄道会社が独自の博物館を持っています。東武とメトロの博物館には行ったことがあるので、まだ訪れていない小田急と京王の博物館にも、いつか行ってみたいと思います。