エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【見学レポート】「第24回国際鉄道模型コンベンション2025」を見学してきました。

昨日まで開催されていた「第24回国際鉄道模型コンベンション2025」を見学してきました。DCC(デジタルコマンドコントロール)の情報中心に、特に気になった製品や面白そうなものをいくつかご紹介します。

MT40から新製品?!DCC入門者必見のコマンドステーションとデコーダ

DCCデコーダーなどを販売しているMT40。今回、卓上で使える総合型のコマンドステーションを開発中とのことで、とても興味を惹かれました。

その特徴は以下の通りです。

サイズ: はがきサイズ程度のコンパクトさ。

性能: 出力2Aで、通信バスも装備。無線モジュールを組み合わせることで、操作の幅が広がります。

価格: 初心者の方にも手に取りやすいよう、10,000円前後の価格を目指しているとのこと。

発売時期: 今年末までの発売開始を予定しているそうです。

操作性が良ければ、DCC入門者にとって非常に魅力的な製品になるかもしれません。

このコマンドステーションと連携するWi-Fiモジュールも展示されていました。
こちらは手のひらサイズの小さなモジュールで、ESP32を使用しているとのこと。最大4台のWi-Fi接続に対応し、スマートフォンなどから車両をコントロールできるようになります。

さらに、他社のコントローラーと連携できる機器も参考出品されていました。これを使えば、例えば既にデジトラックスなどのコントローラーをお持ちの場合でも、MT40のコマンドステーションと組み合わせてDCC操作が可能になるとのこと。既存の機器を活かせるのは嬉しいポイントです。

KATOのフレンドリーデコーダー「EM13」に似たモーターデコーダーも参考出品されていました。
このデコーダーはEM13よりも高性能で、ファンクション出力が3つに増えています。
デコーダー自体の性能もMT40の他のデコーダーと同等で、ABC自動制御やBiDi機能も内蔵されているそうです。こちらも年末までを目標に、3,000円以下の価格を目指しているとのことでした。

室内灯とデコーダーが一体になった製品も販売されていました。

Nゲージ車両の室内がすっきり見えるだけでなく、モーター車用、トレーラー車用、片運転台用、両運転台用など、用途に合わせて選べるラインナップが揃っているのも魅力的です。

https://mt40.booth.pm/

デスクトップステーションで「DSAirLight」と「スマイルサウンドデコーダー」を体験!


デスクトップステーションのブースでは、「DSAirLight」や「スマイルサウンドデコーダー」のデモが行われていました。


会場限定の特別価格で販売されていたデコーダーがとてもお買い得だったので、思わず購入してしまいました。高性能な製品を、お得な価格で手に入れられるのは、イベント参加者にとって大きなメリットですね。

Desktop Station - デジタル鉄道模型システム

はんだ付け不要!HOゲージをDCCサウンド化する「サウンドトラケージ」

鉄道模型ファンにとって、HOゲージの機関車にDCCサウンドデコーダーを搭載するのは憧れです。しかし、はんだ付けや配線にハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解決するのが、DCCサウンドデコーダーを「ポン付け」できる画期的な製品「サウンドトラケージ」です。

この製品は、デコーダーとスピーカー、コンデンサーを保持するアダプターが一体となっているのが特長です。

展示されていた車両は、トミックスのEF210やEF62、カトーのEF65やEF58といったHOゲージのプラスチック製車両。これらに対し、はんだ付けなしで簡単にサウンドデコーダーを組み込めます。

海外製デコーダーに比べ、価格も15,000円前後と手頃なのも魅力です。スピーカーやコンデンサーの設置場所に悩む必要がないため、DCCサウンド化への最初の一歩として、非常におすすめの製品と言えるでしょう。

https://www.soundtrackage.net/

ロクハンのDCCコントローラーが会場限定で半額以下!初心者におすすめの理由とは?

Zゲージの線路や車両で知られるロクハンですが、実はDCCコントローラーとデコーダーも販売しています。
Zゲージ専門のメーカーですが、DCCデコーダーやコントローラーはNゲージでも使用できます。

今回、会場限定でそのDCCコントローラーがなんと半額以下という驚きの価格で販売されていました。スマートフォンタブレット、PCで運転できるのが大きな特長です。

定価もKATOのコントローラーより手頃で、DCCをこれから始めたいという初心者にはぴったりの製品だと感じます。昨年も同様の価格で販売されていたとのことで、ロクハンがDCC市場に力を入れていることが伺えます。DCCの初期投資を抑えたい方にぴったりです。スマートフォンなどで直感的に操作できるため、DCC初心者でもスムーズに楽しむことができます。DCCを始めたいけれど、高価な機材に躊躇していた方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

https://www.rokuhan.com/index.php

IMONがアナログにも対応したHO/16番ゲージ用サウンドデコーダーを発売へ

鉄道模型メーカーのIMONから、待望のHO/16番ゲージ用サウンドデコーダーが発売されるとのことです。

このデコーダーは、DCCとアナログ両方での共用を意識した製品であることが最大の特徴です。

DCCデコーダーを搭載した車両をアナログレイアウトで走らせると、低電圧時にうまく走行しないという課題がありました。IMONの製品は、この課題を解決するために改良が施されており、アナログでもスムーズな走行が可能です。

ただし、天賞堂のカンタム・システムのようにアナログ走行中に音が鳴るわけではないとのことです。価格は30,000円以内を目指しており、今年度末までの発売を予定しているそうです。

https://www.imon.co.jp/

DCCとは違うアプローチ!BluetoothでHOゲージを制御するワイヤレスシステム

DCCとは異なる、ユニークな鉄道模型の制御システムを見つけました。

これは、Bluetooth式のワイヤレスコントローラーを使ってHOゲージ車両を操作するというものです。

まるでテレビゲームのように、ゲームコントローラーを手に持って車両を自由に操れます。速度調整はもちろん、ライトやサウンドの制御もワイヤレスで行えるのが大きな魅力です。

このシステムの仕組みはこうです。車両にはDCCデコーダーのような基板が搭載されており、コントローラーからBluetoothで送られる信号を受信します。線路には常に12Vの直流電気が流れており、基板がその電力を使って車両を制御するという、まさに「Bluetooth式のDCC(直流方式)」とも言える発想です。

直流方式を採用しているため、既存のレイアウトにも取り入れやすいかもしれません。DCCとは一味違う、新しい鉄道模型の楽しみ方として非常に面白いシステムだと感じました。

yaneuraworld.blog.fc2.com

zerolab.jp

ハーフミラーのサプライズ!今年もJ-TRAK Societyのレイアウトが面白かった

今年もJ-TRAK Societyの素晴らしいレイアウトを見学しました。

特に印象的だったのは、ハーフミラーを使ったユニークな仕掛けです。

ボタンを押すと、目の前の地面が透けて見え、地下に広がる駐車場などの空間が現れるという、まるで魔法のようなシステムに驚かされました。

いつもユーモアあふれる工夫が施されているのが、ジェイトラックさんのレイアウトの魅力です。

レイアウトの右上には、大空を飛行するブルーインパルスの姿も見られ、細部にわたる遊び心が、訪れる人を楽しませてくれます。今年も楽しい発見がたくさんありました。