
前回までで伸縮道路はほぼ完成形になりましたが、
前回の記事はこちら
別のモジュールで新たな課題が見つかりました。


渡り板を渡った直後にすぐカーブがあるため、バスのハンドルが安定する前に曲がり始めてしまい、走行が不安定になる可能性があります。

そこで今回は、この状況に対応するため 短い伸縮道路を製作し、カーブ直前の安定化を図る ことにしました。
この短い伸縮道路は、渡った直後に少しだけ直進距離を確保し、磁石の追従性が落ち着いてからカーブへ入れるようにするための対策です。まずは短い伸縮道路の製作から進めていきます。
▪️短い伸縮道路の製作

今回は、渡板1枚の長さを短くしたバージョンを作ります。

前回は 20mm でしたが、今回は 12mm に設定しました。
最後にかぶせる板は 12mm + 5mm = 17mm とします。


組み立てと塗装は前回と同様です。道路色は 軍艦色(1) をベースに、少し色味を薄くして仕上げました。


白線を巻いて完成です。

かぶせ板の裏側には、磁力を補強するためステンレステープを少し貼り足しています。

また、短い伸縮道路は枚数を増やすことで、前回の伸縮道路と同じ長さになるよう設計しています。

差し込みガイドレールの先端は、差し込みやすいように斜めにカットしました。
▪️モジュール側の道路の加工

短い伸縮道路は 3枚使用 します。



12mm × 3 = 36mm なので、モジュール側の道路は 18mmずつ カットします。
▪️走行テスト1



短い伸縮道路を差し込んでテストします。
今回は道路を完全に剥がして加工できなかったため、差し込み先の道路の下側は針金のままです。本来はカットしたかったのですが、作業量が大きくなるため今回は現状のまま試しました。

数回走行させたところ、うまく渡れる時と渡れない時があるという結果に。
差し込み具合や道路の状態によって安定性が変わり、短い渡板では ハンドルのブレが収まる前にバスが暴走してしまう ようです。
▪️道路側の改良

やはり、ある程度ハンドルが安定する長さが必要です。
そこで、短い伸縮道路と前回の伸縮道路を組み合わせて長さを調整します。

短い伸縮道路 12mm × 2
通常の伸縮道路 20mm
→ 合計 44mm



道路側は差し込みやすいように +1mm ずつ、合計 46mm カットします。
ただし渡った先はすぐカーブなので、これ以上カットはできません。
そのため 侵入口側の直進部分を長めにカット することにしました。
カット量は
46mm − 19mm = 約26+1mm です。
▪️走行テスト2

この状態で再度走行テストを行いました。


先ほどよりも傾斜がなだらかになり、BM01・BM04ともに無事走行成功。
短い伸縮道路単体では不安定でしたが、組み合わせることで十分な安定性が確保できました。
(走行シーンの動画はこちら)
▪️まとめ

モジュールによっては、渡り板の先がすぐカーブになっている場合があります。
そのような場面に対応するため、今回は 短い伸縮道路 を製作しました。
短い伸縮道路により、渡った直後に少し直進距離を確保でき、ハンドルが安定してからカーブに入れるようになります。ただし 短すぎると逆に不安定 になるため、最終的には前回の伸縮道路と組み合わせて道路側を加工する形になりました。
結果として、無事にバスを渡すことができました。
短い伸縮道路は単体では安定性が低いため、どうしても必要な場面でのみ使用する補助的なパーツ として扱うのが良さそうです。
基本的には、前回作った通常の伸縮道路の長さが最も安定すると思います。