エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

鉄コレにGM動力を使う 鉄コレ富士急5000系

f:id:elmDCC:20220220204608j:plain

鉄コレにGM動力を使う理由

20m級、18m級、の鉄コレ用にGM動力を使うことがあります。

鉄コレ動力は再生産される時期が車両の発売時期と合わせているため、
時期を逃すと動力が手に入りません。
GMの動力なら比較的いつでも入手可能なことが多いです。
軸距が特別なものの場合はどうにかして鉄コレ動力を探さなければなりませんが、汎用性のある軸距(20m車や18m車など)の場合はGM動力で代用できます。

また鉄コレ動力はどうしても外からモーターやフライホイール、錘が丸見えになっています。
室内灯点灯化やDCCデコーダー搭載加工をするとなると、スペース的にも厳しい感じになってしまいます。

値段的には鉄コレ動力の方がGM動力より1000円程度安い感じですが、
再生産時期を逃した鉄コレ動力は値段が上がり、その差は数百円程度になります。

入手性、見た目、作業性などを考慮すすると
GM動力を使うことが良くあります。

f:id:elmDCC:20220220204742j:plain

DCCデコーダーとスピーカーを乗せていても窓の向こう側が見えるGM動力

 

鉄コレにGM動力を使う際の加工方法

T車の加工

先にT車の方から加工します。

f:id:elmDCC:20220220205003j:plain

厚さ1mmの鉛板を用意しました。これはホームセンターで購入しました。

f:id:elmDCC:20220220205034j:plain
13〜15mm幅に鉛を切り出します。床下パーツの裏側には2つの凸起があるのでその長さにカットします。
カッターは、チタンコートの替刃に交換してあります。

f:id:elmDCC:20220220205128j:plain
床下パーツにゴム系接着剤で貼りつけました。

f:id:elmDCC:20220220205226j:plain

2mmのドリルで穴を貫通させておきます。

f:id:elmDCC:20220220205255j:plain
両先端にも切り出した鉛板を貼り付けます。

f:id:elmDCC:20220220205319j:plain

鉛板の重さは約15gでした。T車には10gぐらい重りを乗せれば集電性の向上やポイント部での脱線なども少なくなります。

f:id:elmDCC:20220220205344j:plain

車輪は鉄コレ車輪に交換しました。


窓パーツの加工

f:id:elmDCC:20220220205502j:plain
動力車になる方の車両の加工を始めます。
窓パーツを外してマスキングテープで保護します。

f:id:elmDCC:20220220205540j:plain
カットするのはこの線の位置、凸起の下側のラインでカットします。
金定規を当ててデザインナイフで何回も切り込みを入れてカットしました。

f:id:elmDCC:20220220205607j:plain
窓パーツに傷がつかないように注意してカットします。
カットした部分をヤスリで綺麗に整えておきます。

動力の加工

f:id:elmDCC:20220220205732j:plain

カットした窓パーツをボディに取り付けて動力をはめてみます。

f:id:elmDCC:20220220205843j:plain
f:id:elmDCC:20220220205858j:plain

両サイドがほんの少しだけ当たっているようでしたので、カットしました。
よく切れるニッパーでカットしてからヤスリがけしました。

f:id:elmDCC:20220220210017j:plain

動力にボディーがすっぽり入りました。
T車との高さも合っています。

f:id:elmDCC:20220220210154j:plain
f:id:elmDCC:20220220210219j:plain

床下機器を取り外して、動力に取り付けます。いつも適当に取りつけて間違えてしまうので、ボディーと床下機器がついている状態で両サイドの写真を撮っておきました。

f:id:elmDCC:20220220210623j:plain
f:id:elmDCC:20220220210637j:plain


爪の部分はカットしてました。ちょっと厚みがあるようなので、ヤスリで削って薄くしました。

f:id:elmDCC:20220220210729j:plain

ゴム系接着剤で取り付けます。

台車枠は、随分前に買った車両の余り物の鉄コレ台枠DT21がありました。
富士急5000系の台車はほぼDT21みたいなものらしいですね。

f:id:elmDCC:20220220210937j:plain

黒色だったのでグレーに塗装しました。

f:id:elmDCC:20220220211129j:plain

GM動力には鉄コレの台枠がハマりそうな3点の穴があるのですが、穴が少し小さいことが多いです。

f:id:elmDCC:20220220211213p:plain
そのため台枠側の嵌め込み部分を少し削ります。

f:id:elmDCC:20220220211308j:plain

f:id:elmDCC:20220220211328j:plain

運転席側にダミーカプラーを貼りました。

ボディーストッパーの加工

このままだとボディと動力はブカブカで、ボディーを持って持ち上げると動力が落下してしまいます。
ボディが動力にかちっと止まるようにストッパーを取り付けます。このやり方はこちらを参考にしました。

youtu.be


「7k1gwj」」の動画は車両加工の道具や材料の使い方、加工の方法などいつも参考にさせていただいております。

f:id:elmDCC:20220220211436j:plain

プラ板0.5mm厚を約3mm幅かける1cmぐらいに4つに切り出します。

f:id:elmDCC:20220220211517j:plain

この位置にストッパーを取り付けます。

f:id:elmDCC:20220220211524j:plain
ダイキャストに印をつけました。裏返した方につけておきます。

f:id:elmDCC:20220220211724j:plain

動力にボディーをはめて裏返します。
先程の印の位置からプラ板を差仕込みボディー側に接着します。
ここはゴム系接着剤を使いました。

f:id:elmDCC:20220220211623j:plain

この段階でボディーと動力をはめた時にズレがないか確認します。

f:id:elmDCC:20220220211829j:plain

ボディー下からはみ出しているところをカットします。

f:id:elmDCC:20220220211911j:plain

ボディ下から3mm程のところに印をつけます。

f:id:elmDCC:20220220211939j:plain

1mm角棒を長さ3mmに4つ切り出して、印のところに接着します。
ここは瞬間接着剤を使用しました。

これで1mm角棒がダイキャストの凹み部分に引っかかって、ボディがカチッとハマるようになりました。

この鉄コレ富士急5000系は古い製品のようで、クーラーに凹み表現しかありません。

f:id:elmDCC:20220220212022j:plain
f:id:elmDCC:20220220212117j:plain

プリンターでそれらしいものを作って貼り付けてみました。

これにてひとまず完成です。

f:id:elmDCC:20220220212225j:plain

GM動力を利用すると外から見た時に向こう側がちゃんと見えると言うのは良いですね。
鉄コレ動力より1000円ほど高いですが、他のメーカー製の車両と並べた時にやはりGM動力にしていた方が見栄えが良いように思います。

 

GMコアレス動力のDCC化 その2

前回の「GM動力DCC化」解説動画では、既に一度DCC化してある動力を取り外してDCC化のやり直しをした解説だったので少し説明不足なところがありました。

youtu.be

elmdcc.hatenablog.com


今回は全くの新品動力をDCC化したので補足も含めて説明します。
前回と重なる部分が多いですが、参考になればと思います。

 

モータにはんだ付け

床パーツを外します。

f:id:elmDCC:20220214122914j:plain

台車を外します。

f:id:elmDCC:20220214122952j:plain

モーターカバーを外します
印の突起のところをピンセットで押して

f:id:elmDCC:20220214123108j:plain

ダイキャストからモーターを外します。

f:id:elmDCC:20220214123138j:plain

モーターを取り出して

f:id:elmDCC:20220214123223j:plain

f:id:elmDCC:20220214123223j:plain

モーター接点に銅線を引っ掛けるようにして通して半田付けします。

f:id:elmDCC:20220214123404j:plain


※この時に外側から引っ掛けるようにして、はんだ付けはほんの少しだけにするようにします。(はんだが盛り上がらないように薄く)

こうすると、モーターカーバーにはめたときにすんなりとハマります。

前回この部分のハンダを守りすぎたため
モーターカーバーに挟み込む形のところを削ることになったようです。
今回は中を削らなくてもOKでした。

f:id:elmDCC:20220214123456j:plain

f:id:elmDCC:20220214123614j:plain

集電板の接点をカットして
ポリイミドテープで絶縁しておきます。

f:id:elmDCC:20220214123702j:plain
f:id:elmDCC:20220214123715j:plain

f:id:elmDCC:20220214123727j:plain


デコーダー(Next18コネクタアダプター)の取り付け

銅線用の穴を床パーツに開けます。

f:id:elmDCC:20220214124122j:plain
※この時に最短距離で外に出るところに穴を開けます。
床パーツを嵌めたら線を引っ張りすぎないようにすると床の浮き上がりがありません。

今回はNEXT18デコーダーを使用する予定です。
コネクタ基盤を取り付けます。

f:id:elmDCC:20220214124349j:plain
f:id:elmDCC:20220214124355j:plain

基盤の裏側に配線用の接点があるので予備はんだしておきます。

f:id:elmDCC:20220214124421j:plain
各線を半田付けします。

f:id:elmDCC:20220214124430j:plain

給電線は集電板にはんだ付けしました。集電板の予備はんだはモーターを外した時にやっておいた方が良かったですね。

f:id:elmDCC:20220214124656j:plain

運転台側の台車のカプラーはカットしました。

f:id:elmDCC:20220214124825j:plain

台車を取り付けてデコーダーの動作テストをします。使用するのはLsisdccデコーダーです。

f:id:elmDCC:20220214124932j:plain

テストは問題ありませんでした。

f:id:elmDCC:20220214124937j:plain

f:id:elmDCC:20220214125210j:plain


今回はサウンド化するよてなのでスピーカも載せてあります。

 

GMコアレスモータ動力のDCC化の補足解説でした。

台車の集電板はやはり少し緩い感じがして、動きがギクシャクしたので
今回も少し「ハの字」に曲げました。その後動きは良好でした。

自作!電動アンカプラー線路 車両は無改造!

自作!電動アンカプラー線路 車両は無改造!

サーボモーターで電動アンカプラー線路を自作してみました。

予算約1500円程度
車両は無改造!アーノルドカプラー利用!
貨車や客車の組み替え遊びが楽しい!!

f:id:elmDCC:20220130214451j:plain


実はこの線路、随分前にDCC制御で動かせるようにしていましたが、
今回はもう少しお手軽な感じで電動化してみました。

<使用した材料など>

・KATO ユニトラック62mm直線線路
・KATO フレキシブル線路 少々
・PECO SL-330 手動式アンカプラー部品
・HK-6320 ウルトラマイクロサーボ
・T=1mm プラ板少々 T=3mm コルク
バラスト

線路の加工

加工は以下の手順で行いました

f:id:elmDCC:20220130214616p:plain

f:id:elmDCC:20220130214629p:plain

ユニトラック62mm直線線路を半分でカット
線路は引き抜きます。

フレキシブル線路を124mmにカット
長さ124mmになるようにユニトラックの真ん中にフレキシブル線路を差し込む
余分な枕木はカット

ユニトラックの高さにフレキシブル線路の高さを合わせるために
プラ板&コルクを下に入れる。

アンカプラー部品とサーボモーターの設置する。

サーボモーターを動かす

部材の調達

f:id:elmDCC:20220130214911p:plain

PECO SL-330 手動式アンカプラー部品
KATOオンライショップで取扱っています。
2つ入りで440円

 

f:id:elmDCC:20220130214939j:plain

f:id:elmDCC:20220130215014p:plain


サーボモーター HK-5320ウルトラマイクロサーボ
現在品切れで入手困難なようです
SG90などの他のサーボモーターでも制作可能です

f:id:elmDCC:20220130215036j:plain

サーボモーターテスター
Amazon購入のサーボモーターテスター
サーボを動かすのに使います。
購入時3つで1,050円でした(安っ!)

f:id:elmDCC:20220130215001j:plain

電池ケース
サーボモーターテスターの使用電圧はDC4.8〜6Vなので、
今回は単三電池4本で駆動させます。

f:id:elmDCC:20220130215354p:plain

電源用の端子とサーボーモータ端子を自作
サーボモーター端子は、(-)(+)(信号)の3極です
サーボ端子は3つありましたが同時に3つまで動かせるということなのか?

f:id:elmDCC:20220130215414p:plain

ダイヤルを動かすとサーボが動きます。
ダイヤルの回し方によってサーボの動きの量が変わります。

f:id:elmDCC:20220130215522p:plain

列車の進行方向、連結器の具合などによって上手くいかない時もありますが
慣れてくれば上手く連結解放できるようになります。
車両の運転技術も必要です。

車両側は無加工でアーノルドカプラーのまま楽しめるので、
購入してすぐにでも連結解放ができるのが良いですね
編成組み替え作業などいろいろな遊び方ができそうです。

 

DCCスマホ運転 「Engine Driver」よく使う設定と操作

DCCスマホ運転「Engine Driver」でワイヤレス運転

エルムDCC交流会の運転会では、DCCの運転にスマホ運転を導入しています。
大規模なモジュールレイアウトの運転の際には、
モジュールの大きさは直線距離で10m以上になることもあります。
そんな大規模モジュールレイアウトを複数の列車が走行します。
運転者は、コントローラー付近に留まって車両操作することはありません。
移動しながらスマホスロットルで操作します。

自宅での運転の際にも、スマホ運転は便利です。
アドレスの設定や重連連結運転、ファンクションの操作がとてもやりやすいでのです。
画面の設定も好みで変えられるので視認性も良好です。


今回は、Andorid用のDCCスマホスロットル「Engine Driver」の
よく使う設定と操作についてまとめてみました。

enginedriver.mstevetodd.com

<使用した機器>
・Digitrax LNWI LocoNet WiFi Interface
デジトラックス製 WIFIサーバー

・Anbdroid11
Androidバージョン 11

・EngineDriver Ver:2.30.133
アプリバージョン


今回の説明は、
・Anbdroid11
・EngineDriver Ver:2.30.133
で行っていますが、基本的な設定方法は他のバージョンでも同じだと思います。

WIFIに繋ぐ

f:id:elmDCC:20220130143022p:plain

設定から
「ネットワークとインターネット」
を開きます。

f:id:elmDCC:20220130143537p:plain

機内モード」をONにします。

ここまではスマホの機器によって画面が違うかもしれません。
またスマホの機種によっては
機内モード」をON
にした方が、LNWIのWIFIに繋げやすく
切れ難い状態になります

ただしこの設定をすると電話は使えなくなりますので注意が必要です。
模型運転が終わったら「機内モード」をOFFに戻しておきましょう。

f:id:elmDCC:20220130143652p:plain



WIFIをONにします

WIFIの電波一覧が出てきます
LNWIのWIFI

「Dtx1-LnServer-✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎」

ですので、これを選択します。

画面のサーバー名はDtx1-以下を
変更してあります。

これでスマホがLNWIのWIFIに繋がりました。


続いて
「Engine Driver」
を起動します。

f:id:elmDCC:20220130143755p:plain

Engine Driverが接続できる
サーバー候補が出てきます

「Dtx1-LnServer-✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎」

が候補にあります
これをタップして接続します。

これで「Engine Driver」アプリがWiThrottleサーバーに繋がりました。


はじめに設定しておく

はじめに設定しておくと良い
項目を表示させます。

f:id:elmDCC:20220130150445p:plain
f:id:elmDCC:20220130150502p:plain

右上の「…」をタップ

「Preferenc」をタップ

「Show Advanced Preference」

f:id:elmDCC:20220130150615p:plain
f:id:elmDCC:20220130150424p:plain

にチェックを入れると設定できる項目が増えます。

スクロールして下の方にある

「Emergency Stop button?」

車両緊急停止ボタン

「Layout Power button?」

線路(レイアウト)の電源

 

両方にチェックを入れます。

画面の上部にマークが現れます。

f:id:elmDCC:20220130151004p:plain

電源マーク

線路電源のオンオフ
ができるようになります。

手のマーク

走行車両を緊急停止
するときに使用します。

「Auto-Connect to WiThrottele Server?」

f:id:elmDCC:20220130151600p:plain

ここにチェックを入れると
次回からリストにあるサーバー(接続したことがあるサーバー)が見つかったときには、自動的に接続できるようになります。


画面の設定

「Throttle Name」

f:id:elmDCC:20220130151657p:plain
f:id:elmDCC:20220130151709p:plain

 

自分のスロットル(スマホ)に名前をつけます。
日本語入力もできます。
  
PC+JMRIで
Engine Driverを使用する際はPC上に
スロットル(スマホ)の名前がリスト表示されます。

複数人でスマホ運転する際には、誰が接続しているかがわかるようになります。

「Screen orientation」

f:id:elmDCC:20220130151836p:plain

画面の向きを設定できます。

・Portrait   縦向き
・Landscape 横向き
・Auto-Rotate 自動回転

スマホは縦長画面が持ちやすいので、縦向きでの使用が多いです。


「Theme/Style」

f:id:elmDCC:20220130152232p:plain
f:id:elmDCC:20220130152242p:plain

 

画面の色デザインを設定できます。

・初期設定
・ハイコントラスト
・アウトライン
・ダーク
・カラフル 

f:id:elmDCC:20220130152352p:plain

f:id:elmDCC:20220130152525p:plain
f:id:elmDCC:20220130152536p:plain
ハイコントラスト、アウトライン
f:id:elmDCC:20220130152625p:plain
f:id:elmDCC:20220130152637p:plain
ダーク、カラフル

「Throttle Screen layout」

f:id:elmDCC:20220130153949p:plain
f:id:elmDCC:20220130153958p:plain

 

画面のレイアウトを設定できます。
・スピードスライダーの向き(縦スライダーか横スライダーか)
・ボタン配置&ボタンの大きさ

などが選べます。

・横スライダー(1-3)
・縦スライダー(2)
・ボタン大-左(1)
・ボタン大-右(1)
・縦スライダー左(1)
・縦スライダー右(1)
・縦向き 方向切り替えスライダー(2)
・縦向き 方向切り替えスライダー左(1)
・縦向き 方向切り替えスライダー右(1)
・横向き 方向切り替えスライダー(1-3)
・シンプル タブレット用 

f:id:elmDCC:20220130154109p:plain
f:id:elmDCC:20220130154121p:plain
・横スライダー(1-3) ・縦スライダー(2)
f:id:elmDCC:20220130154327p:plain
f:id:elmDCC:20220130154341p:plain
・ボタン大-左(1)・ボタン大-右(1)
f:id:elmDCC:20220130154417p:plain
f:id:elmDCC:20220130154429p:plain
・縦スライダー左(1)・縦スライダー右(1)
f:id:elmDCC:20220130154618p:plain
f:id:elmDCC:20220130154634p:plain
・縦向き 方向切り替えスライダー(2)・縦向き 方向切り替えスライダー左(1)
f:id:elmDCC:20220130154746p:plain
f:id:elmDCC:20220130154803p:plain
・縦向き 方向切り替えスライダー右(1)・横向き 方向切り替えスライダー(1-3)

「Number of throttle」

f:id:elmDCC:20220130160854p:plain
f:id:elmDCC:20220130160906p:plain


コントロールする車両の数(スロットルの表示数)を入力できます。

2〜3ぐらいが扱いやすいです。

f:id:elmDCC:20220130160935p:plain

2つのスロットルを表示
3つ以上も可能
 

「Speed Slider and Buttons Preferences」

f:id:elmDCC:20220130161535p:plain
f:id:elmDCC:20220130161544p:plain

 

スピードスライダーとスピードボタンの設定ができます。

タップするといくつか項目が出てきます。

「Displey Speed buttons?」

ここにチェックを入れると
スライダーの横にスピードボタンが表示されます。

スピードボタンは表示しておいた方が運転操作しやすいです。

・スライダー  大まかな加減速
・ボタン    細かな加減速

f:id:elmDCC:20220130161636p:plain

スラーダーの横にスピードボタンが現れる

 

「Speed Unit」

f:id:elmDCC:20220130162221p:plain
f:id:elmDCC:20220130162230p:plain

 

スピード表示の基準値を設定できます。
・パーセンテージ表示
・オートスピードステップ
・8ステップ
・10ステップ
・14ステップ
・28ステップ
・128ステップ

パーセンテージ表示は、最大電圧に対して現在何%かを表示させることができます。

「Speed button Change Amount」

f:id:elmDCC:20220130170238p:plain
f:id:elmDCC:20220130162619p:plain

スピードボタンの変化具合を設定できます
数字が小さいほど細かいスピード調整できます。

貨車の入れ替えや駅の停車など低速での走行が必要であれば
小さい値を入れます。


スロットル画面から

「Function Defaults」

f:id:elmDCC:20220130163158p:plain
f:id:elmDCC:20220130163211p:plain

 

を選択すると
ファンクションボタン表示
の設定ができます。

f:id:elmDCC:20220130163238p:plain

日本語の表示もできます。

便利な操作

アドレスの入力

空きスロットを選択するとアドレス選択画面が表示されます。

「Recent Locos」

f:id:elmDCC:20220130163643p:plain


を選択すると

以前使用したアドレスがリスト表示されます。

一度使ったアドレスはここから簡単に選択できます。


重連運転 Consist

f:id:elmDCC:20220130164228p:plain
f:id:elmDCC:20220130164240p:plain


2つのアドレス車両を統括して運転できます。

連結したい車両アドレスをタップ

増結車両のアドレスを入力

連結時の車両の向き
先導車、後続車
などを設定できます。

f:id:elmDCC:20220130164330p:plain
f:id:elmDCC:20220130164351p:plain

Releaseをタップすると重連連結は解放されます。

「Reacnt Consists」

f:id:elmDCC:20220130164622p:plain

以前使用した重連アドレスがリスト表示され
簡単に選べるようになります。


ポイント操作

画面をスワイプするとポイントを操作できます。

f:id:elmDCC:20220130164845p:plain

ポイントデコーダーのアドレスを入力
「Throw」「Close」どちらかをタップ
 
「Recent Turnouts」に
入力したポイントアドレスが記録されます。

スワイプすればいつでもポイント操作ができるようになります。


DCCのスマホ運転用アプリ
「Engine Driver」の基本的な設定を紹介しました。

まだまだ他にも色々と設定できるようですが、まずはこれだけ押さえておけば使えるようになると思います。

お好みの設定にしてDCCのスマホ運転を楽しみましょう!

 

 

 

KATO EF13 DCC&テールライト点灯加工

f:id:elmDCC:20220201194219j:plain

KATO EF13のDCC&テールライト点灯加工にチャレンジしてみました。

KATOの機関車はDCC化だけなら、基盤を置き換えるだけなので結構あっさりできます。

デコーダーは、永末システムのものを使用しました。
「NGDCC  DE29x6_54K_16V_  KATO製 N 専用」

www.snjpn.com

今回は、テールライト点灯と入れ替え標識灯も点灯させたいので
6FXのデコーダーを選択しました。
このデコーダーを使用すれば、入れ替え標識灯の点灯も可能になります。

KATO EF13 DCC化

f:id:elmDCC:20220201194310j:plain

さっそくボディーを開けて、元の基板を外しデコーダーを置いてみました。

f:id:elmDCC:20220201194345j:plain

運転席のパーツが基盤に当たりそうな感じです。

f:id:elmDCC:20220201194413j:plain

後ろの方に引っ張る感じで運転席パーツを外します。

f:id:elmDCC:20220201194503j:plain

運転席パーツだけをはめて、デコーダーに当たりそうな感じを把握します。

左側
LED取り付け部分に同行材がだいぶはみ出ています。
後ろの押さえ部分もデコーダーの部品に当たっています。

f:id:elmDCC:20220201194525j:plain

ちょうど良い感じになるようにパーツをカット

f:id:elmDCC:20220201194627j:plain

右側
こちらもLEDと導光材が当たってます。
デコーダーパーツも当たってしまいそうです。

f:id:elmDCC:20220201194645j:plain

当たらないように内側を削ってみました。
ばっさりカットしても良かったかもしれません。


LEDを移植します。
元の基盤のLEDを移植します。

 

f:id:elmDCC:20220201194924j:plain

はんだ吸い取り線で丁寧にLEDを外します。
デコーダーに外したLEDをはんだ付けします。

f:id:elmDCC:20220201194951j:plain
f:id:elmDCC:20220201195005j:plain

導光材の長さを検討します。
こちらも丁度良いところでカットします。

f:id:elmDCC:20220201194801j:plain

線路からの集電用パーツはここにはめ込みます。

f:id:elmDCC:20220201195054j:plain

念の為、デコーダーの裏側を絶縁しておきます。

f:id:elmDCC:20220201195042j:plain

デコーダーを車体に乗せてテスト。
ライトの具合を見ます。

f:id:elmDCC:20220201195248j:plain

導光材をカットしてもちゃんと光りました。
DCC化するだけならこれにて完成です。

連結器交換

貨車の入れ替えなどをやりたいので連結器を交換します。

今回は、実験的に2つの連結器を使用してみました。

・KATO ラウンドハウス マグネティックナックルカプラー短 28-255
汎用性のありそうなこちらのカプラーは、加工も少なそうなので選択

・MICRO TRAINS 902 ショートシャンク Zゲージ用
Zゲージ用。小ぶりで実感的というネットの情報を参考にして選択してみました。


KATO ラウンドハウス マグネティックナックルカプラー短 28-255

f:id:elmDCC:20220201195434j:plain

f:id:elmDCC:20220201195456j:plain

カプラーポケットを開けて

f:id:elmDCC:20220201195514j:plain

連結器を入れ替えて
蓋を閉めて出来上がり!すごく簡単!!

f:id:elmDCC:20220201195542j:plain

連結器の高さもぴったりでした。


MICRO TRAINS 902 ショートシャンク Zゲージ用

f:id:elmDCC:20220201195640j:plain

形状と大きさがリアルというので選びましたが、これがちょっと大変でした。

f:id:elmDCC:20220201195711j:plain

連結器を入れ替えてみましたが、このままでは蓋が閉まりません。

f:id:elmDCC:20220201195729j:plain

蓋の足を削ってもダメでしたので片方カット。蓋はゴム系接着材で固定しました。

f:id:elmDCC:20220201195747j:plain

車体側のポケットも内側を削りました。

f:id:elmDCC:20220201195810j:plain

なんとか収まったものの、高さが微妙に合いません。

連結解放は、成功率7割ぐらいでした。
もう削ってしまったのでこのままにします。
形状や大きさはカッコ良いのですが…。

テールライト点灯化

f:id:elmDCC:20220201195932j:plain

チップLED 1608 赤色

f:id:elmDCC:20220201200201j:plain

ポリウレタンより線 0.08mm

f:id:elmDCC:20220201195949j:plain

より線を解いて予備はんだします。

f:id:elmDCC:20220201200245j:plain

チップLEDに、はんだ付けします。

f:id:elmDCC:20220201200306j:plain

ここで一度チップLEDのはんだ付けがしっかりできているか点灯テスト

点灯確認できたらリード線をはずして、ちょうど良い長さにカットしてからはんだ付けし直しました。

f:id:elmDCC:20220201200358j:plain

ダイキャストに絶縁テープを貼り、チップLEDをゴム系接着剤で接着しました。

f:id:elmDCC:20220201200420j:plain
f:id:elmDCC:20220201200432j:plain


絶縁テープはカプトンテープでも良いと思いますが、
光が回り込んでオレンジ色が混ざらないように黒布テープにしてみました。

f:id:elmDCC:20220201200507j:plain

テールライトレンズのパーツは、余分な部分を遮光性のある黒マーカーで塗りました。

f:id:elmDCC:20220201200526j:plain

黒マーカー
Pebeo 4アーティスト マーカー
不透明性で遮光性がありペンタイプなので使いやすいです。
白、銀などもあり持っていると何かと便利です。

ひとまずこれでテストしてみました。

f:id:elmDCC:20220201200704j:plain

盛大に光漏れしています!
車体の下側と運転室の方に光漏れがあります。

光漏れ対策

f:id:elmDCC:20220201200747j:plain

KATOのFL12やEM13の入っているケースに黒いスポンジがついてます。
これ小さく切って有効活用してみました。

f:id:elmDCC:20220201200919j:plain

運転席への光漏れ対策には上の方に光漏れしないようにスポンジを貼りました。
ゴム形接着剤を少量つけて接着しました。

f:id:elmDCC:20220201201008j:plain

下側の光漏れ対策は
プラ板を切り出して黒マーカーで塗ります。

f:id:elmDCC:20220201201039j:plain

ボディーと車体の隙間を塞ぐようにプラ板を接着

f:id:elmDCC:20220201201056j:plain

ライトの周りもスポンジで囲っておきました。スポンジなのでボディーからはみ出しても押し込めば見えなくなります。

光漏れもほとんど対応できたと思います。
これにて完成です。

 

GMコアレスモーター動力車のDCC化

グリーンマックス動力車のDCC加工


鉄コレに使用しているGMコアレスモーター動力車を
KATO EM13を使用してDCC化しました。
車両は床下パーツの一部に小さな穴を開けますが、それ以外はなるべく「元の状態に戻せる」ような加工でやってみました。

車両をバラす

f:id:elmDCC:20220124145621j:plain

ボディーを外します。ボディーは鉄コレなのでGM動力にハマるように加工してあります。


以前取り付けたモーターデコーダーがついていました。
これを取り外して新たにKATO EM13デコーダーを取り付けます。

床パーツを外します

f:id:elmDCC:20220124145730j:plain

デコーダーの線をカットし取り除きます

f:id:elmDCC:20220124145955j:plain

今回は以前加工したデコーダがついている車両で作業していますが、
未加工の場合は、車両をばらした後に
モーター端子にはんだ付けした銅線が通るように穴を開けます。

f:id:elmDCC:20220124150049j:plain
床を取りました。集電板からの銅線が室内灯用の丸い穴から出ています。

f:id:elmDCC:20220124150203j:plain
台車を外します。少しひねれば台車は簡単に取り外せます。
この動力は台車が外れやすいです。

鉄コレの床下機器は、モーターカバーとダイキャストに接着してあります。
GMの動力に合うようにやすりで薄くなるように加工してから接着してあります。

モーターカバーを外します。

導電板を外します

f:id:elmDCC:20220124150431j:plain
こちらも本来は車両をばらした後
導電板は室内灯の穴のから集電用の銅線が出るようにはんだ付けしておきます。

モーター端子から出した銅線が導電板に接触しそうなところは
ポリイミドテープで絶縁しておきます。

モーターにはんだ付け

f:id:elmDCC:20220124150753j:plain

モーターカバーからモータを外します。
フライホイールのシャフのにピンセットを差し込んで少し持ち上げて外しました。

f:id:elmDCC:20220124150824j:plain

幅の広い方からだと外しやすいです。

モーター端子のある側 ホールド幅が狭い
反対側はホールド幅が広い

以前取り付けていた銅線を取り外しておきました。
0.2mmのポリウレタン銅線を5cmぐらいに切り出して予備はんだします。

f:id:elmDCC:20220124151043j:plain

モーターの端子の穴に銅線を通して折り曲げます。

f:id:elmDCC:20220124151135j:plain

はんだの熱でモーターが壊れないように素早くはんだ付けします。

f:id:elmDCC:20220124151401j:plain

車両を組み戻す

f:id:elmDCC:20220124151245j:plain

導電板が接触しそうなダイキャストの部分にポリイミドで絶縁しておきました。

f:id:elmDCC:20220124151610j:plain

導電板からの給電用銅線を室内灯の穴に通しながら導電板を組み戻します。

f:id:elmDCC:20220124151645j:plain

モーターを戻します。

f:id:elmDCC:20220124151726j:plain

床パーツを戻します。

モーター端子から出ている銅線は床パーツに空けておいた穴に通します。

f:id:elmDCC:20220124151938j:plain

個体差だと思うのですが、今回のこの車両はどうも集電がよくないようで、色々と試しました。

結果台車の集電が原因のようだったので、転がり抵抗が悪くならないようにに調整しながら台車集電軸受板を「ハ」の字に調整しました。

他にも所有しているGMコアレスモーター動力車は、こう言った症状はなかったのでやはり個体差なのかもしれません。

デコーダーをはんだ付け

f:id:elmDCC:20220115233856j:plain

f:id:elmDCC:20220115233916j:plain


新たに取り付けるデコーダーはKATO EM13を使用します。

f:id:elmDCC:20220124152741j:plain

f:id:elmDCC:20220124152756j:plainデコーダーをはんだ付けします。
この辺りの作業は、前回のマイクロエースの動力車の加工と同じです。


9v電池で動作テスト

f:id:elmDCC:20220124152839j:plain

加工が終わったらいつものように9V電池でテストします。
モーター駆動問題ありませんでした。

f:id:elmDCC:20220124152934j:plain

外からデコーダーが(なるべく)見えないように調整しました。

 

グリーンマックス コアレスモーターにEM13を取り付ける動画は以前にもアップしています。こちらは自分より加工の上手なCCMC電気担当さんの作業全肯定を動画にしてあります。
今回の記事と合わせて見ていただければ加工の方法がよく分かると思います。

 

※追記

その後、新品のGMコアレスモーター動力をDCC化しました。
新品製品から加工するのにちょっとだけ加筆してあります。

elmdcc.hatenablog.com


blog.hatena.ne.jp

マイクロエース車両のDCC化〜動力車〜

マイクロエース車両のDCC化〜動力車〜

前回の「先頭車のDCC化」に引き続き「動力車のDCC化」です。
電気工作が不慣れな人でも頑張ればできる感じの加工だと思います。
車両は床下パーツの一部に小さな穴を開けますが、それ以外はなるべく「元の状態に戻せる」ような加工でやってみました。

車両をバラす〜モーターにはんだ付け

f:id:elmDCC:20220115232524j:plain

ボディーをバラします。透明なシートはモーターと集電板が接触しないようにするための絶縁用シートです。はんだ付けする際には外しておきます。

デコーダーからの線を通す穴を開けるため
モーター接点の当たるところ付近に印をつけておきます。

0.2mmのポリウレタン線を5cmぐらいに切り出します。
ポリウレタン線を予備はんだ
モーターの接点を予備はんだ
をしておきます。

 

f:id:elmDCC:20220115232609j:plain
ポリウレタン線と接点をはんだ付けします。

 

f:id:elmDCC:20220115232637j:plain

絶縁用ポリイミドテープを使って絶縁処理します。
絶縁用ポリイミドテープを5mm幅にカット
長さ5cmぐらいに切り出して、床下の導電板を絶縁します。

 

f:id:elmDCC:20220115232732j:plain

はんだ付けしたモーターの接点部も
絶縁用ポリイミドテープを貼って絶縁します。

f:id:elmDCC:20220115232844j:plain

床下パーツの先ほど印をつけたところにドリルで穴を開けます。
0.8mmのドリルで2つ穴を開けました。
ポリウレタン線は0.2mmほどなので穴はもう少し小さくても良いかもしれません。

f:id:elmDCC:20220115233015j:plain

4mm幅で切り出したリン青銅板を用意します。
細切りにカットしたリン青銅板は、テープLEDを使った室内灯の加工や鉄コレの集電などによく使うのであらかじめある程度作ってあります。

ポリウレタン線0.2mmを5cmほどに切り出します。
リン青銅板は2cmの長さを2つ切り出しします。

 

f:id:elmDCC:20220115233049j:plain

予備はんだしたポリウレタン銅線をリン青銅板にはんだ付けします。
銅板の真ん中あたりにはんだ付けしました。

 

f:id:elmDCC:20220115233353j:plain

ポリウレタン線を室内灯用の穴に通して
リン青銅板は集電板の裏側に差し込みます。

リン青銅板がズレないように、ポリイミドテープを貼っておきます。

 

f:id:elmDCC:20220115233508j:plain

モータからの線も、開けた穴に通して床下を元に戻します。

モーター用デコーダ接続
KATO EM13

f:id:elmDCC:20220115233755j:plain

今回はモーター用デコーダとして
「KATO EM13」を使用しました。

 

f:id:elmDCC:20220115233856j:plain

モータへの出力

 

f:id:elmDCC:20220115233916j:plain

線路からの給電

 

接点にはあらかじめ予備ハンダしておきます。

f:id:elmDCC:20220115233958j:plain

線路からの給電側にはんだ付けするための予備はんだ

 

f:id:elmDCC:20220115234045j:plain

モータへの出力側にはんだ付けするための予備はんだ

 

床下から出しておいた線を

f:id:elmDCC:20220115234216j:plain

デコーダーの大きさに合わせてカットします。
天井の高さにデコーダーがくるように少し長めにしています。

各線を予備はんだしておき
デコーダーにはんだ付けします。

f:id:elmDCC:20220115234407j:plain

車両をひっくり返してモーター出力側にはんだ付けします。
デコーダーはテープで固定してはんだ付けでしました。

 

f:id:elmDCC:20220115234427j:plain

給電線はデコーダーの穴に通してからはんだ付けしました。
空中ではんだ付けしなくてはいけないので、慣れていないとちょっと難しいはんだ付けだと思います。
線を穴に通すと少しは保持されるので、はんだ付けは少し楽になると思います。

デコーダーが天井の高さになる様に調整します。
微調整して一応出来上がりです。

9V電池でテスト

f:id:elmDCC:20220115234658j:plain

デコーダー損傷防止のため9V電池でテストします。
いきなり線路のDCC電源に投入すると、はんだ付けがうまくできていなかったりした場合にデコーダーが損傷してしまうことがあるので、それを防止するためです。コレをやらなかった為に何個かデコーダーを損傷した経験があります。ショートすると一瞬で動かなくなってしまうので、接続が悪いのかデコーダーが元々悪かったのか原因の究明が難しくなってしまいます。9V電池だとヤバそうなら直ぐに電気の供給を止められますし、9Vぐらいなら直ぐには損傷しないという話を聞きました。(詳しい人がいましたらぜひ教えてください。)

面倒ですが、この一手間で数千円が無事助かる事があるという訳ですね。

テストが良好であればボディを被せて線路でテストして完成です。

 

f:id:elmDCC:20220115235327j:plain

外からデコーダーが見えないように加工できました。
配線が少し見えちゃってますが、ポリウレタン線は調整が可能なので見えないようにすればよりスッキリするでしょう。

 

マイクロエース車両のDCC化」は、この方法で他の車両にも応用できると思います。
構造が似ているTOMIXの車両もほとんど同じ方法でDCC化できます。

TOMIX車両のDCC化についてもいずれ記事にしたいと思います。