グリーンマックス動力車のDCC加工
鉄コレに使用しているGMコアレスモーター動力車を
KATO EM13を使用してDCC化しました。
車両は床下パーツの一部に小さな穴を開けますが、それ以外はなるべく「元の状態に戻せる」ような加工でやってみました。
車両をバラす
ボディーを外します。ボディーは鉄コレなのでGM動力にハマるように加工してあります。
以前取り付けたモーターデコーダーがついていました。
これを取り外して新たにKATO EM13デコーダーを取り付けます。
床パーツを外します
デコーダーの線をカットし取り除きます
今回は以前加工したデコーダがついている車両で作業していますが、
未加工の場合は、車両をばらした後に
モーター端子にはんだ付けした銅線が通るように穴を開けます。
床を取りました。集電板からの銅線が室内灯用の丸い穴から出ています。
台車を外します。少しひねれば台車は簡単に取り外せます。
この動力は台車が外れやすいです。
鉄コレの床下機器は、モーターカバーとダイキャストに接着してあります。
GMの動力に合うようにやすりで薄くなるように加工してから接着してあります。
モーターカバーを外します。
導電板を外します
こちらも本来は車両をばらした後
導電板は室内灯の穴のから集電用の銅線が出るようにはんだ付けしておきます。
モーター端子から出した銅線が導電板に接触しそうなところは
ポリイミドテープで絶縁しておきます。
モーターにはんだ付け
モーターカバーからモータを外します。
フライホイールのシャフのにピンセットを差し込んで少し持ち上げて外しました。
幅の広い方からだと外しやすいです。
モーター端子のある側 ホールド幅が狭い
反対側はホールド幅が広い
以前取り付けていた銅線を取り外しておきました。
0.2mmのポリウレタン銅線を5cmぐらいに切り出して予備はんだします。
モーターの端子の穴に銅線を通して折り曲げます。
はんだの熱でモーターが壊れないように素早くはんだ付けします。
車両を組み戻す
導電板が接触しそうなダイキャストの部分にポリイミドで絶縁しておきました。
導電板からの給電用銅線を室内灯の穴に通しながら導電板を組み戻します。
モーターを戻します。
床パーツを戻します。
モーター端子から出ている銅線は床パーツに空けておいた穴に通します。
個体差だと思うのですが、今回のこの車両はどうも集電がよくないようで、色々と試しました。
結果台車の集電が原因のようだったので、転がり抵抗が悪くならないようにに調整しながら台車集電軸受板を「ハ」の字に調整しました。
他にも所有しているGMコアレスモーター動力車は、こう言った症状はなかったのでやはり個体差なのかもしれません。
デコーダーをはんだ付け
新たに取り付けるデコーダーはKATO EM13を使用します。
デコーダーをはんだ付けします。
この辺りの作業は、前回のマイクロエースの動力車の加工と同じです。
9v電池で動作テスト
加工が終わったらいつものように9V電池でテストします。
モーター駆動問題ありませんでした。
外からデコーダーが(なるべく)見えないように調整しました。
グリーンマックス コアレスモーターにEM13を取り付ける動画は以前にもアップしています。こちらは自分より加工の上手なCCMC電気担当さんの作業全肯定を動画にしてあります。
今回の記事と合わせて見ていただければ加工の方法がよく分かると思います。
※追記
その後、新品のGMコアレスモーター動力をDCC化しました。
新品製品から加工するのにちょっとだけ加筆してあります。