KATO EF13のDCC&テールライト点灯加工にチャレンジしてみました。
KATOの機関車はDCC化だけなら、基盤を置き換えるだけなので結構あっさりできます。
デコーダーは、永末システムのものを使用しました。
「NGDCC DE29x6_54K_16V_ KATO製 N 専用」
今回は、テールライト点灯と入れ替え標識灯も点灯させたいので
6FXのデコーダーを選択しました。
このデコーダーを使用すれば、入れ替え標識灯の点灯も可能になります。
KATO EF13 DCC化
さっそくボディーを開けて、元の基板を外しデコーダーを置いてみました。
運転席のパーツが基盤に当たりそうな感じです。
後ろの方に引っ張る感じで運転席パーツを外します。
運転席パーツだけをはめて、デコーダーに当たりそうな感じを把握します。
左側
LED取り付け部分に同行材がだいぶはみ出ています。
後ろの押さえ部分もデコーダーの部品に当たっています。
ちょうど良い感じになるようにパーツをカット
右側
こちらもLEDと導光材が当たってます。
デコーダーパーツも当たってしまいそうです。
当たらないように内側を削ってみました。
ばっさりカットしても良かったかもしれません。
LEDを移植します。
元の基盤のLEDを移植します。
はんだ吸い取り線で丁寧にLEDを外します。
デコーダーに外したLEDをはんだ付けします。
導光材の長さを検討します。
こちらも丁度良いところでカットします。
線路からの集電用パーツはここにはめ込みます。
念の為、デコーダーの裏側を絶縁しておきます。
デコーダーを車体に乗せてテスト。
ライトの具合を見ます。
導光材をカットしてもちゃんと光りました。
DCC化するだけならこれにて完成です。
連結器交換
貨車の入れ替えなどをやりたいので連結器を交換します。
今回は、実験的に2つの連結器を使用してみました。
・KATO ラウンドハウス マグネティックナックルカプラー短 28-255
汎用性のありそうなこちらのカプラーは、加工も少なそうなので選択
・MICRO TRAINS 902 ショートシャンク Zゲージ用
Zゲージ用。小ぶりで実感的というネットの情報を参考にして選択してみました。
KATO ラウンドハウス マグネティックナックルカプラー短 28-255
カプラーポケットを開けて
連結器を入れ替えて
蓋を閉めて出来上がり!すごく簡単!!
連結器の高さもぴったりでした。
MICRO TRAINS 902 ショートシャンク Zゲージ用
形状と大きさがリアルというので選びましたが、これがちょっと大変でした。
連結器を入れ替えてみましたが、このままでは蓋が閉まりません。
蓋の足を削ってもダメでしたので片方カット。蓋はゴム系接着材で固定しました。
車体側のポケットも内側を削りました。
なんとか収まったものの、高さが微妙に合いません。
連結解放は、成功率7割ぐらいでした。
もう削ってしまったのでこのままにします。
形状や大きさはカッコ良いのですが…。
テールライト点灯化
チップLED 1608 赤色
ポリウレタンより線 0.08mm
より線を解いて予備はんだします。
チップLEDに、はんだ付けします。
ここで一度チップLEDのはんだ付けがしっかりできているか点灯テスト
点灯確認できたらリード線をはずして、ちょうど良い長さにカットしてからはんだ付けし直しました。
ダイキャストに絶縁テープを貼り、チップLEDをゴム系接着剤で接着しました。
絶縁テープはカプトンテープでも良いと思いますが、
光が回り込んでオレンジ色が混ざらないように黒布テープにしてみました。
テールライトレンズのパーツは、余分な部分を遮光性のある黒マーカーで塗りました。
黒マーカー
Pebeo 4アーティスト マーカー
不透明性で遮光性がありペンタイプなので使いやすいです。
白、銀などもあり持っていると何かと便利です。
ひとまずこれでテストしてみました。
盛大に光漏れしています!
車体の下側と運転室の方に光漏れがあります。
光漏れ対策
KATOのFL12やEM13の入っているケースに黒いスポンジがついてます。
これ小さく切って有効活用してみました。
運転席への光漏れ対策には上の方に光漏れしないようにスポンジを貼りました。
ゴム形接着剤を少量つけて接着しました。
下側の光漏れ対策は
プラ板を切り出して黒マーカーで塗ります。
ボディーと車体の隙間を塞ぐようにプラ板を接着
ライトの周りもスポンジで囲っておきました。スポンジなのでボディーからはみ出しても押し込めば見えなくなります。
光漏れもほとんど対応できたと思います。
これにて完成です。