【DCCサウンド】SmileSoundをNゲージで使うときの設定メモ【Nゲージ】

エルムDCC交流会のメンバー内でもSmileSoundを使用したサウンド車両が増えてきました。
しかしSmileSoundをNゲージに使用するには少しコツがあるようです。

以前にもSmileSoundの使い方をご紹介しましたが、今回はNゲージに使用するときのコツや設定方法などをメンバーのみんなに聞いてみました。
以前の記事はこちら↓

【DCCサウンド】SmileSoundの音をカスタマイズしたい〜その2〜モーターセッティング【SmileSound&DSSP】

elmdcc.hatenablog.com

＜モーターセッティングは重要！＞

SmileSoundデコーダーをNゲージに使用する場合には、モーターセッティングの設定はとても重要になります。
公式サイトのこちらをまずはじっくり読んでみましょう！

desktopstation.net

先程ご紹介した以前のブログでも説明しているのでそちらも参考にしてください。

使用する車両のモーターの種類に合わせて、種類別かんたん設定を使用します。

Nゲージの場合
・KATO →　kato_n_GM-3.mcfg
・KATOスロットレス　→　kato_n_slotless.mcfg
・TOMIX急行型　→　tomix_n_JNR_169.mcfg
・TOMIX特急型　→　tomix_n_JNR_485.mcfg
・GM →　greenmax_n_coreless.mcfg

設定したらまずは、周回線路でテスト走行します。
サウンドと加速減速／最高速度などがあっているかどうかチェックするためです。

　TOMIX　113系1500番代に　SmileSoundを入れて設定してみます。

使用したモーター設定は、「TOMIX急行型　→　tomix_n_JNR_169.mcfg」です。
Nゲージでデフォルト設定のまま走らせると、サウンドと走行が少しあっていないと感じると思います。

CV5（最高速度）、CV6（中間速度）をNゲージスピードに合わせて設定します。
デフォルトでは
CV5（最高速度） 220
CV6（中間速度） 110
の数値になっているので、Nゲージの場合には半分ぐらいに設定してみます。

CV5（最高速度） 110
CV6（中間速度）　55

この設定で周回線路でテスト走行します。
この時サウンドのファンクション「F8」の線路継ぎ目音も鳴らしなしてみたりして、
Nゲージスのピードスケールを見ながらテストします。
モーター車単体で走行してちょうどよい感じに設定できたら、今度は編成に組み込んでテストします。
TOMIX 113系1500番代は中古で購入した古いモデルなので旧集電台車です。
M車は1両しかないので、10両編成ともなるとかなりの転がり抵抗が発生します。

TOMIX 113系1500番代のテストの結果
CV5（最高速度） 110
CV6（中間速度）　60
ぐらいになりました。

この結果は、当方のレイアウトでの結果です。使用電源は15Vを使用しています。
12Vの電源を使用した環境ではまた違った結果になってくると思います。
ですが、ひとまずは上記の設定を参考に設定を始めてみて微調整してみてましょう。

BEMF （バックEMF）カットオフの設定を確認します。
モーターがガクガクするときがありますのでBEMFカットオフCV10を「2」ぐらいにしてみます。
「5」ぐらいだと値が大きい場合があります。

走り出しが渋い場合は、パルスアシストの設定も触ってみます。
静止状態から走り出しまで静止摩擦の影響を低減するための機能です。