エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【3Dプリント】KATO用自作室内灯補助パーツと横長スピーカー

前回、3Dプリンタ用の基本的なデーター作成と発注ができるようになりました。

前回の記事はこちら

elmdcc.hatenablog.com

プラバンで作っていたKATO用自作室内灯補助パーツですが3Dプリンターで作ってみることにします。

elmdcc.hatenablog.com

ついでにSmileSoundSilm USB用に横長(薄型)エンクロージャーのデータを3Dの師匠に送ってもらったので発注してみました。

<KATO用自作室内灯補助パーツの設計>


プラバンで切り出して作っていたKATO用自作室内灯補助パーツですが、大量に作るとなると非常にめんどくさいので3Dプリンターで作れないか思案しました。

作ったデータはこんな感じになりました。


プラバンの厚みは0.5mmで作成していましたが、3Dプリンターは薄さの限界が0.6mmという情報があったので余裕を見て厚み0.7mmで作成してみました。
素材は一番安いレジンで作成します。

一番上の素材が一番安く一般的のみたいです。
色や硬さの違いによっていろんな素材があるようです。お値段もそれぞれ違います。

接点背板とテープLED用の板の接合部は中心が分かりやすいように凸凹形状にしてみました。スペースが余ったので、補助板を作ってみました。これでタワミを支える予定。

<KATO用自作室内灯補助パーツ 完成>

発注してから10日ほどで届きました。出来上がりはこんな感じ。洗浄が少し雑な感じがしますがどうなんでしょうか?厚みを0.7mmで作ってみましたが、かなり柔らかいです。材質が一番安いやつだったからかもしれません。
0.5mmのプラバンより柔らかいです。

切り出してみました。

試作品を1つ作ってみます。

2mm幅の銅帯板を貼り付けます。

銅板を貼り付けたらそこそこ張りが出ました。これなら使えそうです。支えの支柱はこんな感じになります。8mmの高さにしましたが9~10mmでも良かったかもしれません。

接点板の切り欠きの深さが足りなかったのか、20系の場合は少し浮いています。
そもそも20系は接点板の部分が少し高くなってるので心配でしたが、ボディーをはめた感じでは問題ないようだったのでこれで良しとしました。
他の車両ならこれで問題ないと思います。

これを使って何両か室内灯を仕込んでみて、様子を見てみまることにします。

<横長(薄型)エンクロージャー>

SmileSoundSilm USBを使ってKATOの客車にDCCサウンドを仕込みました。
記事はこちら

elmdcc.hatenablog.com

スピーカーエンクロージャは薄型のものが良いので、横長(薄型)エンクロージャーのデータを3Dの師匠に送って頂いたので、自分で発注してみました。

できた上がりはこんな感じ。

 

このエンクロージャーの大きさは、厚み5.5mm長さ25mm幅11mm
結構大きなサウンドが鳴ります。

接着剤で組み立てて使用します。

この横長エンクロージャは、3Dの師匠であるAYANOさんのサイトで入手できます。

ayanos.cart.fc2.com

3Dプリントは、ちょっとしたものが作れて楽しいですね。エンクロージャーは形状によって音の感じが大分違うことも分かりました。大きいほど音は大きく低音が鳴ります。もう少し研究していろいろ作ってみようかと思っています。