エルムDCC交流会

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【DCC】Nゲージ車両のDCC化手順 Ver.2024 先頭車編【Nゲージ】

前回からの続きで、今回は「先頭車のDCC加工手順」です。
動画では、8:22~の内容になります。

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前回の記事はこちら↓

elmdcc.hatenablog.com

<集電加工>

ボディを外します。天井の大きさと合うように、幅13ミリ、厚さ0.5ミリでプラバンを切り出しました。室内灯の給電バネが来る辺りに印をつけました。長さ4mm程度 M2.6ネジの頭に フラックスを塗ります。
M2.6のネジは丁度室内灯用のバネの口径と同じです。
リード線をネジ頭にはんだ付けします。室内灯とデコーダー用の集電板にはんだ付けします。室内灯の裏側に集電版を仮止めして、先程の印のあたりにネジを固定します。
固定にはゴム系接着剤を使用しました。ネジに集電用バネをねじ込みします。

<ライトの配線>

台車と床パーツを外します。

運転台を外します。銅箔テープを小さく切り出してリード線を接続します。床下集電板の上面先端を絶縁します。絶縁した部分にリード線付き銅箔テープを貼り付けます。
綿棒でよく擦って剥がれないようにしておきます。
不要な部分をカットし、床下集電版を戻してライトユニットの接点が銅板に接触するように注意ししながら運転台も元に戻します。

リード線を天井に持ち上げて、床パーツを組戻します。
台車を戻します。

<ライト用デコーダーの配線>

使用するのは「NGDCC製 両極性ライトデコーダー」です。出力端子に予備ハンダして、絶縁テープで全体を保護します。給電線2本を接続します。コンデンサーからもデコーダーへ接続します。ライトのチラツキ防止になります。
コンデンサーは、室内灯とデコーダーで共用する接続にしてみました。ライトユニットからのリード線2本を、デコーダーに接続します。集電バネで室内灯を支えるような形になりました。ボディーを被せてテストして完成です。室内灯も点灯しています。
デコーダーと室内灯が外から目立たないように搭載できました。