エルムDCC交流会

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【NゲージDCC加工】京福電鉄(嵐電) モボ101形 MODEMO M車のDCC化

昨年京都に行った際に京福電鉄嵐山線乗り鉄してきました。
朝の通勤時間帯は2両編成で走っているようですが、訪問時はちょうどそれが終わる時間帯で、車両の分割作業をしていました。

モボ101形は1929年〜1950年に製造された車両で豪快な吊りかけ音と共に京紫カラーに塗装されて現在でも活躍しています。

昨年乗り鉄した動画

youtu.be

動画の方の車両モボ301形は、1971年製造の車両でモボ101形とボディ形状は似ていますね。こちらも吊りかけ車両で旧嵐電塗装姿で現在でも活躍しています。

京都の街並みを走る姿にすっかり魅了されてしまい、車両を中古ですぐに手に入れました。

今回はこちらのDCC化をします。

<車両をバラす>

ボディーを開けるとこんな感じ。集電板は、集電、モーターへの配線、ライトへの配線が一体になっています。ウェイトの下はウォームギアで、片台車駆動です。シャフト駆動で下に隙間があります。この辺にデコーダーを入れられそうです。
上に伸びている板はボディ側にあるライト基盤への給電板です。

反対側の台車の上にモーターがあります。集電板からモーターへの給電板が出ています。ボディ側の屋根上はライト基盤が入っています。スイッチでライトの制御ができるようです。
中央部両側に給電用の接点があり床側からの給電いたが接触するようになっています。製品の状態でライト点灯化できるようになっているので、今回も両極性で簡単接続できるロクハンデコーダー使用します。

デコーダー配線>

モーターとギアも外して集電板を加工します。
集電板とライトへの配線、、モーターへの配線が一体化されています。DCC化するには都合が悪いのでこれをカットして3分割します。

モーターへの集電板をカット

モーターへの配線板はカットします。反対側の集電板のこの部分を予備はんだしておきます。前後の集電板は細い動線で繋ぎました。

デコーダーは絶縁黒テープで覆いました。この部分からモーターへの給電配線ギアは掃除してグリス塗り塗りこの時点で配線はこんな感じ。切り出したライトへの給電板にデコーダーのライト配線デコーダーからモーターへの配線
複雑に見えますが、給電線、ライト配線、モーター配線、とシンプルです。
切り出した集電板同士が接触しないように絶縁してあります。車両に組み戻すとこんな感じです。
デコーダーがシャフトに当たらないように整えます。
ライトへの給電板がしっかり接点に接触するように気をつけました。点灯試験して
M車のDCC化が完了しました。
ライトも点灯して良い感じです。

次回は、T車のDCCサウンド化に挑戦します。