KATO飯田線 両運転台のDCC化加工を行います。
前回苦労した光漏れの新しい対策、そして両運転台用の基盤の加工に挑戦します。
前回の記事はこちら
今回加工する車両は
KATO 飯田線シリーズ
#10-1225 クモハ42(M・T)+クハユニ56 飯田線
クモハ42(T/M)をDCC化します。
<両運転台〜T車〜>
T車の方は、前回同様にサークルMT40さんのデコーダー基盤を使用します。
側面発光チップLED 電球色+赤色 を左右上下にはんだ付けするだけですが、
半田付け前に、前回ちょっと苦労した光漏れ対策を施工します。
遮光性のある黒色ペンで光漏れしそうな部分を予め塗っておきます。
よく見たらKATOの純正基盤もこの部分は黒塗りされていますね。塗装してからはんだ付けしました。
組戻してテスト
光漏れ無いですね!塗装する方法は有効みたいです。
<両運転台〜M車〜>
前回同様、純正基盤を利用してDCC化します。
基盤を取り出します。
この白いのプラスティックを取り除いて基盤を引きながらだと外し易いです。台車と集電板もバラします。モーターを取り外してはんだ付け
基盤のこの部分をルーターで傷をつけて断線します。
この部分をカットすると、黄色印のところは裏側の集電板からの電気が、表側に回ってくる部分、青色印のところはライトLEDへ電気が流れる部分になります。
黒線 =集電板からの給電線
黄線/白線 =ライト用の線
基盤のこの部分にはんだ付けします。
前後のライトに電気が流れるように断線した部分をブリッジ配線します。基板の裏側のモーター端子が当たる部分は絶縁しておきます。室内のライトスイッチは取り除いてそこから配線を引き込みます。
前回と同じようにデコーダー+両極性基盤に配線して完成
組戻してテスト
光漏れ無いですね!
動力も問題なく動きました。
ほとんど前回と同じ加工ですが、
T車はDCC基盤を黒で塗っておくことで光漏れ対策を施しました。
M車は基板上の断線させる部分2つと配線でブリッジさせるというのがポイントです。