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【鉄道150年記念】クモハ41総武緩行線風 点灯化&DCC化その1【鉄コレ】


前回までは連結する予定の72.73系加工でした。

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今回からやっと本題の「鉄コレクモハ41 点灯化&DCC化」の作業に入ります。
まずは車両をバラしていきます。

ガラスパーツを外すにはいつもこの部分をカッターで削ってから外してます。
鉄コレの妻面を外してから側面と前面の順番だったと思います。

<ヘッドライトの加工>

鉄コレのヘッドライトにはレンズが入っているのでこれをそのまま使えるかどうか調べてみます。

LEDライトで下から照らしてみましたが、うまく光が前方に回らないようです。
穴を開ける加工も考えましたが失敗したら面倒なので違う方法を考えました。

KATOの飯田線用ヘッドライトパーツを購入してありました。
これを使えれば作業は少し楽になると思います。

嵌めてみましたが、角度が違うようです。

現物合わせで角度が合うように穴を削りました。少し穴が大きいようです。本当ならパテ埋めとかするのでしょうが、苦手なので違う方法にします。

裏側から黒いゴム系接着剤で固定しました。導光材にはつかないよう気をつけつつ光漏れがないように接着しました。

一晩乾燥させてからチップLEDウォームホワイト色を、透明接着剤で導光材に直付けします。
・チップLED1608は秋月電子のリード線付きが便利です。
・透明接着剤はコニシ ボンド布用クリヤー(「アクアリンカー」ジオラマ模型用と同等品)を使ってます。
直付けしたらまた乾燥に一晩置きました。

接着部分を黒で塗ってから黒いゴム系接着勢でさらに遮光しておきました。
LEDの点灯テストをして光漏れもチェックします。

<明るさ調整用接点製作>

旧型国電っぽく少し暗い感じのライトの明るさにしたいので抵抗をお目に入れようと思います。

2mm幅の銅板を切り出して間には1.5Kの抵抗を両方に入れます。トータル3Kの抵抗です。

黒いプラ板に貼り付けます。
先にこれを作っておくとLEDの点灯テストができて便利です。

<テールライトの加工>

前面のガラスパーツからテールライトの部分を切り出します。

赤色チップLED1608も秋月電子のワイヤー付きを使います。透明接着剤でテールパーツの裏側に直付けします。
よく乾くまで一晩乾燥させてから点灯テスト。

OKなら周りを遮光性のある黒色で筆塗りします。

いつもこのアルコール系塗料ペン型を小皿に出して筆塗りしています。

光らせながら塗るとムラなく塗れます。

ガラスパーツをボディーに組み戻します。
前面ガラスパーツの運転席付近を光漏れしないように黒で塗りました。
テールライトのあたりも光漏れしないように黒で塗っておきます。

<ライトの組み込みとDCCデコーダー接続>

テールパーツをボディーに嵌め込みます。点灯しながら位置を調整し黒ゴム接着剤で遮光しながら接着します。

接着剤は盛りすぎるとボディからはみ出してしまうので注意です。
ワイヤーを屋根裏に逃します。

72系でもやったように「クイック行き先表示板」にするのでネオジム磁石も接着しておきました。
テールのチップLED2こは直列で繋ぎます。
(+)→LED1→(-)→(+)→LED2→(-)

基盤とは別の銅板の部分は、→(-)→(+)→、の部分です。

ヘッドライトとテールライトのワイヤーを接続基盤にはんだ付けして
DCCデコーダーと接続基盤も繋げます。

ライト用デコーダーはいつものNGDCC両極性ライト用デコーダーです。
屋根裏のワイヤーをテープで整えておきました。

デコーダーにDCC電源を繋げて点灯テストします。
配線やデコーダーの場所を探りながら屋根を元に戻しました。

次回は、「台車&下回りの加工と完成」の予定です。

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