前回は、点灯化LEDの加工作業でした。
今回は、集電台車の加工〜完成までの作業です。
<台車周りの加工>
鉄コレの点灯化のための台車の集電といえばバネを使った集電の方法が一般的だと思います。
しかし車両の転がり抵抗が大きく集電もイマイチだと思ったので、
今回はちょうどKATOの飯田線用の集電台車「クモハ42 飯田線台車DT12」がASSYパーツで出ていたのでコレを使いたいと思います。
鉄これの台車と比べてみるとディテールも良い感じです。
台車を床下に取り付けるには、直径3mm程度のプラパイプを使用します。
・TAMIYAのプラパイプ 直径3mm
・エバーグリーンのプラパイプ 直径3.2mm
台車の穴を3mmのドリルで広げます。
3mmの穴だとエバーグリーンのちょっと大きめのものをギュッと押し込んだ方が
適度に強度があって良さそうでした。
プラパイプの端から5mmぐらいのところを写真のような感じで削りました。
KATOのスナップオン台車だとコレで取り外しできるようです。
集電シューが当たるところに穴をあけました。
鉄コレに元から空いている穴は使いませんでした。
プラパイプが台車の内側からはみ出ないところで印をつけてカットします。
カットしたパイプをはめ込んで流し込み接着剤で固定します。
裏側のパイプ部分だけ黒く塗りました。
<集電板とウェイト>
T=1mmの鉛板を使ってウェイトを搭載していきます。車両を重くすると集電が安定するのでなるべく多く搭載したいですね。
鉄コレ純正のウェイトを乗せるための凸をカットします。
座席パーツの裏側と床下機器の隙間にウェイトを貼り付けます。
座席パーツの裏は集電板が当たるところは絶縁テープを貼ってあります。
床下機器の隙間のウェイトには目立たないよう&絶縁のために黒いテープを貼っておきました。
集電板は、銅板を2mm幅程度に切り出して絶縁テープで固定しました。
KATOの集電機構のような感じでバネ機構付きです。
ライトへの結線はコネクター式にしました。
台車をはめてみます。
ねじ止めしなくてもカチっと台車がはまって落ちないようです。
<ボディの微調整と連結器>
ボディに下回りをはめてみたところテールライトが当たってしまてハマりませんでした。
テールライトに接着したLEDが後側に飛び出ています。
当たるところの下回り部分をカットしました。
TOMIXの車両と連結するので、連結器はTOMIX旧型国電用TNカプラーを使用します。
新しく購入したものは、最新の72・73系と同じパイプ表現のあるものになっていました。値段も80円ぐらい?高くなってます。
取り付けて連結してみました。連結間隔短すぎませんか?
ちゃんと曲がれるのかな?
試験走行の結果R280で幌が当たってしまうことがあるようです。
手元にあったGMの薄い幌に交換したらスムーズに走行できるようになりました。
<やっと完成!>
ということで長い記事になってしましたがついに完成しました。
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
クイック行き先表示板なので行き先も気軽に変更できます。
渋谷の運転会では「鉄道開業150周年 オリジナルヘッドマーク」をつけて走行する予定です。
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