KATO 飯田線シリーズの旧型国電をDCC化(サウンド化)していこうと思います。
飯田線の旧国は個人的にかなり好きな車両たちです。KATOの飯田線シリーズは、出る度に頑張って入手していたのですが、DCCフレンドリー仕様ではありません。
結構手間がかかりそうなのでDCC化する方法に悩んでいました。
サークルMT40さんから丁度よいDCCデコーダーが出ていたので、これを使ってT車のDCC化をしたいと思います。
今回は片側運転台車両ですが、両運転台用のデコーダーも出ています。
【K3057RA】 (両運転台 / M車用)
【K3057RA-S】 (片運転台 / M車用)
【K3057-T】 (両運転台 / T車用)
【K3057-ST】 (片運転台 / T車用)
サークルMT40さんの販売サイトはこちら
今回使用するデコーダーは、「K3057-ST」片側運転代用です。
お値段も1500円とかなりお安い!DCC化していない飯田線車両がたくさんあるので助かります!
半年ほど前に町屋の模型展に行った際に出店されていたときに購入しました。
その時の記事はこちら
もちろん通販でも購入できます。
今回加工する車両はコレです。
10-1350 クモハ54 0+クモハ50+クハユニ56 飯田線 3両セット
<基盤を載せ替えるだけの簡単加工! >
T車のDCC化は比較的簡単です。基盤を載せ替えるだけの簡単加工!
まずはサークルMT40さんの基盤ににLEDを取り付けます。
チップLEDはサイドビューという横に発光するタイプのLEDを使います。
サイドビューLEDで電球色のものはあまり売っていないようで、エルパラで購入しました。
LEDをはんだ付けしておきます。
車両の方もバラして元の基盤を取り出します。
爪に引っかかっているだけなので簡単に取り出せます。
ライト用のスイッチも取り除きました。
<導光板の加工と謎の光漏れ?>
使用したチップLEDは、製品のものより少し大きめだったので導光材を少し加工します。
テール用はそのままでOKでした。
ヘッドライト用の導光材は、LEDに当たる感じなので少しカットしました。
カットしても明るさに問題有りませんでした。
組戻してテストしてみました。
ヘッドライト点灯時にテールも少し光っています。光漏れ?
テールライト点灯時も何故か微妙にヘッドライトが光っています。
う〜む、どうなってる?
<光漏れ対策>
光漏れ原因究明と対策に色々と試してみました。
原因は、LEDが光ると基盤が透けて光が下側から(上側から)漏れているようでした。
基盤て透けるんですね…。
LEDを一度外して透けないように該当部分を黒で塗装。
念のため、はんだ付けした後にLED周辺を黒のゴム系接着剤で塗り固めました。
コレでもまだ少し下側(テール側)に光漏れがあったので黒いテープで少し覆いました。
早速テスト
光漏れがなくなりました!
T車のDCC化加工自体は基盤を置き換えるだけの簡単工事でしたが、光漏れ対策に難儀しました。
原因さえ分かれば今後に生かせるのでOKでしょう!
次回は、「KATO 飯田線DCC化(サウンド化)〜M車〜」編です。