エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【DCC】KATOの機関車なら簡単にDCC化できる!【簡単加工】

NゲージDCCが日本であまり普及しない原因として、
デコーダーの搭載に”はんだ付け”する必要があるというのは一つの原因だと思われます。
KATOのDCCreadyのように”はんだ付け”作業が無く、車両に組み込むだけならばDCCを始めやすくなるかもしれません。

今回はサークルMT40さんの「K3066RA-LED」デコーダーを使い簡単DCC化にチャレンジしてみます。サークルMT40さんの「K3066RA-LED」を使います。

動画はこちら

youtu.be

サークルMT40さんの販売サイトはこちら

mt40.booth.pm

電球色チップLEDが取り付け済なので「はんだ付け無し」で搭載できます。
DCC化する際の一番の懸念点である「はんだ付け」が済んでいるのは嬉しいですね!

「K3066RA-LED」は元々のライト基板が”3066”と記載のある基盤と同じ形状をしているので基盤を交換するだけで搭載完了します。テールライトの配線をすることも可能で、
(その場合は自分ではんだ付けが必要ですが)
テールライトだけでなく入換標識灯の点灯なども可能となるように設計されていますKATOの電気機関車(DL機関車)で”3066”ライト基板を使用している車両は結構あるようです。手持ちの機関車で3両ほど有りました。

<KATO EF80をDCC化>

動画ではEF65 536号機をDCC化していますが、このブログではEF80をDCC化していきます。ボディを外して基盤を見てみます。ライト基板”3066”を確認
モーター接点を少し持ち上げながら横にスライド、
簡単に外れました。接点抑えカバーを外します。接点金具を外します。 基盤に挟まってるだけなので簡単に外れます。取り外した接点金具をデコーダーに取り付けます。ダイキャストの溝にデコーダーを入れながらモータ接点を嵌め込みます。ちょっと基板が反っているように見えますが問題ないようです。基板が反っている分、上部がボディに当たりそうな気がします。ボディを被せてみます。
う〜ん…少しボディが浮いているようです。片側だけ浮いてますねぇ…。屋根を外してボディを被せます。
基盤が当たる部分を確認。
いくつか基盤の部品が当たっているのがわかりますね。当たっている部分の上部に印をつけて裏側をルーターで少し削りました。
削り過ぎに注意が必要です。ちゃんと注意していたつもりでしたが…

<失敗と立て直し>

ボディとルーターを持ったままテーブルの邪魔なものを移動ししようとしたその時!
「ガガガ」と音がしてやってしまいました!
ルータが高速回転したままボディ表面に触れてしまいました!!
......(しばし呆然)
表面の塗装は剥がれています。しかし傷は深くはありません。
レタッチ塗装でなんとかなるかもしれません。
しかし自分にはその様な塗装技術は有りません。
さてどうしたものか....2時間ぐらい呆然としてから...
KATO製品ならAssy部品でボディだけ手に入れられることに気が付きました!
メルカリでちょと安く入手できたのも心の救いです。

傷ついたボディはいつの日か
電暖表示灯を点灯させる実験にでも使用することにしましょう。気を取り直して、メルカリで購入したボディを削ります。
何度もボディを被せて様子を見ながら少しずつ削りました。
干渉部分は無くなったようです。

ボディ浮きもなくなりましたね!ついに完成です。

サークルMT40さんのデコーダーは、他社のデコーダーと比較しても全く遜色がなく良い走りです。ライトも減光機能がついていて実感的です。
そしてお値段が他社さんと比べてもリーズナブルなのが良いですね!!

塗装やボディの加工は得意ではないのでちょっと失敗したりしましたが、KATOの製品ならASSYパーツが手に入りやすいので万が一失敗したとしてもやり直しができるので安心です。