2023年7月22日にホビーセンターカトー東京店 2Fイベントスペースで開催された
オープンサウンドデータミーティング2023夏を見学してきました。
DCC電子工作連合さん、デスクトップステーション株式会社さん、MT40さんによる合同開催で、最新のDCC情報に触れることができました。
<Desktop Station>
スマイルサウンドデコーダーを開発しているDesktopStationさん。
日本形サウンドデータは着々と増えているようで、既に200を超える日本形車両用のサウンドが揃っているとのことでした。
車両搭載に便利な基盤なども各種揃っており
EZUなどの海外製品と同等の機能でありながら価格も抑えられおり、
日本製ということでサポート面での安心感もあります。
今後もスマイルサウンドに注力していくとのことでした。
DesktopStationさんはこちら↓
<HMX>
KATO HOのEF210やDD51をDCC化するための補助基盤やDSair2用のワイヤレススロットルなどを展示されていました。
HO用の補助機版を使用したスマイルサウンドの音がすごくリアルでした。
HMXさんはこちら↓
<名古屋電鉄>
今回は展示のみでしたがちょっと気になる展示がありました。
0220 SmileDecoder4808 N18
Next18対応のデコーダー(サウンドなし)です。
安価だった香港製Laissデコーダーが入手困難になっていたため代替品を探していましたが、この製品の登場でそれも解決です。
機能も充実していて価格も抑えられており、良いデコーダーだと思いました。
0220 SmileDecoder4808 N18の機能
・ヘッド・テールライトおよびAUX1の調光機能搭載
・ヘッドライトの減光機能搭載
・連結時におけるヘッドライト消灯モード搭載
SmileSoundDecorder SE参考展示のみだったのですがコレは注目でした!
SmileSoundDecorder SEの主な機能
・SmileSoundDecorder+室内灯が一体型となったEC-Slimサイズのデコーダー
・USB端子が装備されていて直接書き込みが可能
・電解コンデンサのかわりにタンタルコンデンサ実装可能
一体型でデコーダーがキレイにに車両に収まりそうです。
USB端子が装備されており書き込み機器を別途購入しなくても、サウンドの書き換えが可能のようです。
また車両内スペースを圧迫する電解コンデンサーの代わりに、
高容量で小さいタンタルコンデンサが実装可能ということでより車内がスッキリとなると思われます。
この製品の出てくるのがとても楽しみですね!
名古屋電鉄さんはこちら、製品の購入はこちらから領布サイトへ
<Traino>
Ec-SlimなどNゲージにDCCを搭載するためのアイデアに溢れるTrainoさん
今回興味深かったのは、車両型のスピードメーター。
Nゲージの車両スピードをスケールスピードで計測できるだけでなく、走行距離、線路電圧も測定可能!
マルチな検測車両という興味深い製品でした。
まだ販売されていないのかもしれませんが、便利で面白そうな製品でした。
写真を撮っていませんでしたがこちらの製品のnゲージ版と思います。
DCCチェッカー
Trainoさんはこちら↓
<サークルMT40>
サークルMT40さんの製品は、基盤を交換するだけで比較的容易にDCC化できるデコーダーなどが展示されていました。製品価格もお手頃で、当方でもいくつか購入して、安定して使用できています。
今回注目したのは、
K4595F KATO製 先頭車車両
KATOの電車に多く使用されているでライト基板を置き換えることでDCC化できるライトデコーダーです。
KATO野のライト用デコーダーとしては、FL12をしようするのがふつうなのでしょうが、この製品はそれと比べても機能が豊富で値段も抑えられています。
極稀にですが、FL12は嵌め込みができていないことが原因でショートすることがあります。
うまくデコーダーハマっているかどうかは通電させる以外に確認する方法がなく、結果ショートする可能性があるという感じです。
ライト基板ごと交換してしまうこの製品であればそういった心配が軽減されますね。値段も少し安いですしKATO電車形先頭車デコーダーとしては使い勝手が良いかもしれません。
サークルMT40さんはこちら↓