MODEMO NT172 東京都電 7000形 「更新車」“7002 標準塗装”(M車)ライト点灯
今回はこの車両をDCC化します。
<車両の構造をチェック>
車両の構造を見ていきます。
片台車駆動、ライトユニットはボディ側両方にあります。
このデコーダーは両極性(5V)でライト点灯できます。
ライトボックスが車両の両端にあり、ボディ側の接点と接触するようになっています。
モーターへの接続は、集電板を引っ掛けるような形になっています。
デコーダーの位置を考えます。
デコーダーを入れる位置はここが一番良さそうなのですが、モーターの軸が邪魔です。
<モーターを取り外す>
モーター軸をなんとかしたいので、モーターを取り外します。
各部のネジを外していきます。
集電板とモータ接点も慎重に外します。
<モーター軸をカット>
テープでモーターを養生します。
ルーターにダイヤモンドカッターを取り付けてカットします。
モーターを万力にセット
ダイヤモンドカッターで慎重にカットします。
思ったよりもあっさりカットできました。
<集電板の加工>
集電板を外します。
ライトの接点になる部分を片側(ねじ止めしている方)だけカットします。
片側ライト接点部のカットした部分は後で使用します。
モーター接点の部分もカット
<デコーダーの配線>
モーターにデコーダーの(オレンジとグレー)の線をモーターにはんだ付けします。
デコーダーの(赤と黒)の線を集電板モーター接点だったところにはんだ付けします。
念のためテープで絶縁しておきます。
<ライト用配線1>
カットしてない方のライト接点部はテープでしっかり絶縁します。
線を2本 皮膜を長めに剥ぎます。
2本をつなぎます。同じものをもう一つ作っておきます。
デコーダーの(黄と白)の線の皮膜を剥ぎます。
先ほどの2本繋げたところにデコーダーの黄線も繋げます。
3又に繋げたらはんだ付けします。
黒ゴム接着剤で絶縁します。白い線も黄線と同様に配線しておきます。
<組み戻す>
デコーダー、モーター、集電板、ライト用の線の配線が終わりました。
ここまで配線したら、モーターと集電板を組み戻していきます。
<ライト用配線2>
カットした片側ライトのねじ止め接点にをデコーダーからの
ライト用3又線(黄/白)に接続します。
ライト接点をネジ留めします。ライト接点金具が集電板と接触しないように注意!
銅箔テープをカット、さらに3mm幅にカットして
先ほどの反対側のライト用3又線(黄/白)に接続します。
絶縁してあるライト接点の上から銅箔テープを貼り付けます。
各部に干渉しないように配線を整えます完成です
接点金具が、ボディ側にライトボックス接点に接触してライトが点灯する仕組みです
DCC化完了!
5V両極性のライトは控えめの明るさが良い感じです。