エルムDCC交流会

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【鉄コレ】江ノ電800形 DCCサウンド化加工~後編〜【DCC化】

前回は屋根塗装とM車の配線まで行いました。
前回の記事はこちら

今回はT車の加工を行います。

<スピーカー用の通電カプラー作製>

M車にスピーカー搭載するスペースがいないので、T車に搭載することにします。
スピーカー用の配線は、通電カプラーでM車→T車に通すように加工していきます。0.75ピッチのピンコネクターを4本切り出します。
アーノルドカプラーとだいたい同じ大きさです。両端の2本を通電させるためアーノルドカプラーをカットして穴を開けます。
中2本は連結強度を確保するため残してあります。両端2本を穴に通して黒いゴムの接着剤で固定配線しておきます。M車用はカプラーポケットに入れてバネのかわりにスポンジを使用してみました。

DCCアダプターのスピーカー出力に配線します。

<T車の加工 ウェイトとスピーカー搭載>

T車をバラしました。

T=1mmの板鉛でウェイトを切り出しました。凸部にあわせて2mm程度の穴を開けてはめ込みました。その上にさらに鉛を載せて高さ調節と重さを確保しました。

通電カプラーの配線を車内に通すために、この部分に印をつけて穴を開けます。

T車の台車にカプラーを取り付けて配線をこの辺りで接着固定、
車内に引き入れてスピーカーと接続してから台車をはめ込みました。
台車の首振り時に配線が引っかからないかチェックしておきす。連結するとこんな感じです。
アーノルドカプラーで連結したときと車両間隔は同じぐらいに開いてますね。
コレは仕方ないかな…。黒だと目立つのでグレーに塗装しました。

デコーダー搭載したM車

スピーカー搭載したT車

やっと完成!サウンド付きの小型車両で通電カプラーながらR150小カーブも曲がれます。基本的に走行に問題はないのですが、路面モジュールの段差で時々脱線するのは、通電カプラーに遊びがないから?今後調整が必要ですね。