自宅レイアウトの線路電圧を調整しました。
というのも「あるデコーダー」をテストしていたら電圧が低いとうまく機能しないことが判明しました。他のデコーダーは問題ないのですが、そのデコーダーだけ音が途切れたしちゃんと走らなかったりするのです。
ウチで使用しているレイアウト用DCCコマンドステーションはデジトラックス「DB150」です。
中古で購入したのでマニュアルなどが有りません。
デジトラックスのホームページからPDFファイルをダウンロードし、GoogleのAI翻訳で翻訳してみました。最近はPDFファイルも翻訳して出力してくれます。AI凄いですね。
<Nゲージ線路電圧は12V>
Nゲージ線路電圧は12Vということになってます。
DB150は、出力切り替えができます。
O/G=20V
N=12V
HO=15V
となっているようです。
DB150のDC電源は14Vを使用。
現状、Nモードでは9.5V程度です。
10V以下だと少し心許ない気がします。
DCCの走行に問題はないですが、室内灯(COBテープライト12V仕様)などは少し元気がないかもしれません。
「あるデコーダー」はあまり調子良く動いてくれませんでした。
<DB150の電圧調整>
マニュアルを見ると、DB150は電圧の調整ができるようなので試してみました。
繋げているコネクターを外します。上面と下面にあるネジを外すとカバーが外れます。取説によるとこの部分に電圧調整できるオレンジ色の調整ネジがあります。ここを右回しに回すと電圧が上がります。
目一杯回して測定
11.10Vになりました。
室内灯なども元気になりました。
デジトラックスDCS100も取説を見ると同じ方法で電圧調整ができるようです。
HOモードにすれば13V以上出ているようなので、とあるデコーダーも少しはマシな動きになるでしょう。
<D101は電圧調整できない?>
KATO D101は電圧切り替えスイッチは有りません。純正のDC電源アダプターは、15V 3.3Aです。線路電圧は、10.49Vでした。
10.5VもあればNゲージ用としては充分OKでしょう。こちらの電源アダプターは、ノートPC用の電源アダプタです。
ハードオフとかで購入したか,昔のノートPC用だったと思います。(詳細は忘れてしまいました)
OUT PUT=19V 3.42Aです。
これをD101に使ってみました。線路電圧は、12.80Vでした。
HOならこれぐらいの電圧の方が良いかもしれません。
しかしD101に19V電源をぶっ刺しても良いものなのでしょうか?
すぐに壊れるようなことはなかったですが、19Vは流石にちょっと怖いです。
という事で、D101は素直に純正電源アダプターを使うことにします。
線路電圧も10V以上あれば問題ないでしょう。
D101+純正電源アダプターで、10.5V程度出ていました。目安としてこれぐらいの電圧は出ていたほうが良いのでしょう。HOなら13V〜14Vぐらいはあったほうが良いのかもしれません。
線路電圧の調整はできました。DB150もかなり古い製品なので(2000年代初頭の製品?)いつまで使用可能かわかりませんが調整しながらでも長く使えるのは良いですね。