台車ネジが緩んで留められない!ネジ穴修理に挑戦
KATOのネジ方式の台車のネジ穴が緩んで留められなくなってしまい、
車両を持ち上げると台車が外れてしまうようになっていました。
今回は電車ですが、先日は貨車(コキ)でも同じことがありました。
エルムDCC交流会メンバー方に聞いたところによると、
・エポキシパテを穴に充填して
・油を塗ったネジを回し入れて
・ある程度硬化したらゆっくりネジを抜く
という方法を教えてもらいました。
パテを使うような車両工作はあまりやらないので、自分の技量が心配ですが挑戦してみることにしました。
1.パテを用意
タミヤのエポキシパテ速乾タイプというのが手元にあったので使ってみます。
2つのパテを少しだけ切り出して、指で捻ってこねます。
2.台車の穴に充填
爪楊枝を使って台車のネジ穴に充填していきます。結構深さがあるみたいです。ネジ山が形成できれば良いので入れすぎには注意しつつ、精密マイナスドライバーなんかも使って整えながら充填しました。
3.ネジに油を塗る
ネジに油を塗ると言われましたが、何の油が良いのでしょう?
手元にあるのはCRC556しかないのでこれを使ってみました。
滑りが良くなるのならネジも固着することはないでしょう。
4.ネジを入れる
エポキシパテが固まる前にネジを挿入します。垂直に回しながらゆっくりと入れました。
このまま30分ぐらい様子を見ます。
5.ネジを抜いてさらに乾燥
ネジが固まって取れなくなったら嫌なので、30分ほどでネジを抜きました。
穴にはネジ切りがされていることを祈りつつさらに一晩放置しました。
6.完成
翌日ネジを入れてみましたが、しっかり台車が留まってました。
今回の修理工作はやってみると意外に簡単でした。
DCC加工やマグネマティックカプラーの取り付けなどで、台車を何回も外したりつけたりすることがあると今回のように時々ねじがバカになってしまうことがありました。そんなこともあってネジ穴方式の台車は好きではありませんでしたが、今回の方法でネジ穴の修理ができるようになったのでだいぶ気が楽になりました。