先日の運転会にて自動往復運転のデモ走行を見せていただきました。
PCとセンサー線路を使用しての自動往復運転です。
以下の2種類を実践して見せていただきました。
・自動往復運転デモ1 基本的な自動往復運転
・自動往復運転デモ2 「区間」が4つの自動往復運転
DCCでの自動運転では、サウンド音やライトまで設定可能で
短い直線の自動往復運転でもずっと眺めていられるような楽しさがありました!
今回のデモを見せてくれたKentaroさんは、DCCを初めてまだ1年未満だと言うから驚きです。元々マイコンなどの技術系に詳しいと言うのもあるとは思いますが、それでも凄いですね!
模型を眺めながらの晩酌
最近はサウンドデコーダなど多機能なものが登場してリアルになりました。運転すると言う楽しみがある一方、操作が大変で列車を眺めて楽しむという余裕がなくなったような気がします。
各動作を自動運転にすれば、見ることに集中できるようになると思ったのが自動運転を始めるきっかけでした。ファンクションを自由にプログラミングできるのも魅力。
将来的には、自動運転で車両を走らせて
一杯やりながら模型を眺めることができるようにと思っています。(飲酒運転可!)
自動運転の使用機器とシステム構成
今回のシステムは、「Desktopstation」さんが手掛けているデジタル鉄道模型のシステムを利用しています。
完全な製品状態で手に入ると言うものではなく、自分ではんだ付けしたりPCを操作してソフトをインストールしたりする必要があります。ある程度のサポートはしてくれるようですが、うまく動作しなくても自己責任な部分もあるのでご注意願います。
詳しくはこちらをご参照ください。
パソコンソフト
パソコンソフトはDesktopstationで、ホームページで無償入手可能です。
以下のサイトから「ダウンロード」をクリックするとソフトがありました。
Desktop Station - デジタル鉄道模型システム
DCCコントローラー
コントローラーはarduinoUNOにDSscield2キット(はんだ付けは自分で実施)を搭載して、フリーのスケッチをコンパイルして使ってます。
以下のサイトは「Desktopstation」のオンラインストアです。
「コマンドステーション」と言うところに「DSシールド2 キット(上級者向け)」がありました。
DesktopStationオンラインストア / TOPページ
在線検知システム
在線検知はNucky s88n detectorキットです。
以下のサイトは「Web Nucky」さんのホームページです。
製品概要や製作記なども掲載されています。
こちらが部品領布ページです。
各機器と線路の配線
desktopstationにはs88nのシステムを使った在線検知機能が標準装備されています。
ギャップで切った区間を列車が走行すると、流れる電流を検知します。
在線状態によって、各列車が加減速、停止するなどのイベントをソフトで自在にプログラミング可能です。
在線検知を応用すれば、単線での交換運転や、連結分離を含めた自動機回し運転や、ヤードでの貨車の入れ替え作業も可能になりますね。
製作/デモ/記事 Kentaro