エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【Nゲージ】新素材COBテープライト【自作室内灯】

Nゲージ室内灯には、テープLEDを使った自作室内灯を使用していましたが。
今回「COBテープライト」という新素材を見つけました。
白の色味もキレイで、面発光でムラなく光り、車両に合わせた長さにカットできるのでとても便利なことがわかりました。
今回は「COBテープライト」についてご紹介します。

動画はこちら

youtu.be

<COBテープライト>

「COBテープライト」は、Aliexpressで購入しました。
ナチュラルホワイト色 5V 5m
2000円程度です。
色味の良いテープLEDと比べても500円程度高いかなという程度ですね。

テープLEDと同じようにロールに巻かれて入っています。
5V仕様なのでUSBで電気が取れるようになっています。白の色味がかなりキレイです。安いテープLEDのような青味のある白ではありません。小さなLEDチップがたくさん発光しています。

側面からも光っているように見えます。黄色のチューブないに極小LEDが埋め込まれています。点灯させるとこの様な感じで発光します。

<5V仕様のCOBテープライトを12Vで点灯させる>

テープLEDと同じように50mm単位でカットできます。
Nゲージ特急型の室内灯でよく使う長さ100mmのところでカットしてみます。

電流値を計測L=100mmで約165mAの電流が流れています。

鉄道模型の基本電圧は12Vです。
5V仕様のCOBテープライトを620Ω抵抗を付けて12Vで点灯してみました。5V仕様でも12Vで点灯させることができました。
これで100mmあたり10~15mAぐらいの電流が流れている計算になります。
室内灯としての明るさもこれぐらいで良い感じです。

<5V仕様と12V仕様>

12V仕様COBテープライト 25mm間隔でカットできる

COBテープライトは5V仕様と12V仕様が売られています。
当初12V仕様の製品を購入して実験していましたが、どうにも綺麗に光らなかったりチラツキが多く感じました。
そこで5V仕様の製品も購入し色々と実験してみました。

12V仕様の場合

DCパワーパックで実験します。これ古い製品のせいか、2のメモリで6V程度の電圧、4のメモリで12V、MAXで14Vも有りました。

12V仕様を繋いでみます。パワーパックの半分ぐらいのメモリ位置でやっと点灯を始めます。明るさが安定するのはさらにメモリ位置4ぐらいのところでした。
10V以上の電圧がかからないと明るさが安定しません。

5V仕様の場合パワーパック1〜2ぐらいから点灯を始め
2〜3のメモリ位置ぐらいで明るさが安定します。
低速で走行しても明るさが安定するのは5V仕様のCOBテープライトです。

<自由にカットできる!?>

テープLEDと同じようにCOBテープライトもカット位置は決まったところにあります。

COB 【Chip On Board チップオンボード】の基盤図を眺めていて、
もしかしてと思い試しに任意の場所でカットしてみました。任意の場所でカットして点灯させてみました。光りました!

普通のテープLEDは途中でカットできませんでしたが、
COBテープライトは50mm内のどの位置でカットしても点灯するみたいです。
参考 基板図

www.my-craft.jp

<車両搭載 KATO 特急型車両>

COBテープの長さ 125mm程度
指定のカット基地の途中でカットして使用しています。
車両への取り付けは、今までのテープLEDと同じです。620Ωの抵抗、整流ダイオード、20ufコンデンサ、銅箔テープを使用
銅箔テープは、連結面側に貼り付けます。厚さ T=0.1mmの銅板を2mm幅で切り出して集電部に挿入します。
車端部でボディ側と接触するようにセットします。接点がうまく接触するように車体を被せればOK

<COBテープライト室内灯>

車内を全体的に均一に照射しています。天井全体から明るく照らされているのがわかります。車端部まできれいに光がまわっています。側面にも光が回り込んでいるので行先表示幕もしっかり光っています。

暗くするとこんな感じです。

<車両搭載 TOMIX 通勤型車両 103系

※こちらは12V仕様を試験搭載している時の画像です。
5V仕様も搭載方法は同じです。

集電板に整流ダイオード+コンデンサを接続整流ダイオード+コンデンサはここに収納電気接点は室内灯抑えの柱に設置COBテープライトに銅箔テープを接続柱の来る位置に接点を貼っておきました。COBテープライトなら、任意の場所でカットできるので、通勤型車両でも車端部まで点灯させることが可能です。行先表示幕もキレイに点灯します。

COBテープライトを試してみました。
5M(約50両分)で2000円程度とテープLEDと遜色ないコスパだと思います。
色味もキレイで明るさも均一なのも良いですね。
車体サイドの行先表示幕も綺麗に光るところも良いです。
任意の場所でカットできて光らせることができるのは驚きました。

自作室内灯 新素材「COBテープライト」
かなり良いと思いました。

 

※2023/10/20追記※

あやのさんのブログにてCOBテープライトを購入して色々と検証しています。
参考になるのでリンクを許可していただきました。

maison-dcc.sblo.jp