エルムDCC交流会

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【レイアウト】バスコレ動力BM-04をいろんなボディに入れてみる!

バスコレの新動力「BM-04」が発売されました。新動力は、可変ホイールベースで既存のバスコレに対応し、ボディーを外さず電池交換が可能になりました。

一方でBM-01~BM-03の走行機能「自動停発車」、「2段階速度可変」には非対応となり
「交差点」や「バス停」などで一時停止することができなくなりました。

動画はこちら

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今回は新しいバスコレ動力を、いろんなバスのボディに入れてみたいと思います。

<外観と電池の入れ方>

新動力は、可変ホイールベースになって良いていろんなバスボディに対応できるようになっている。電池はボディー下側から入れるようになったが、ネジ止めがある。

電池が1つで良くなったのは良いがその分いろんな機能が省略されてしまいました。この針金の部分が浮いていると道路の段差に当たってうまく走行できないことがありました。
押し込んでおく方が良いです。

<付属品と対応車両>

トップスペーサー

付属品がたくさんついてきます。
ボディに合わせて動力のトップとサイドに取り付けるスペーサーのようです。

一つの動力でいろんなボディに載せ替えて使うようなら、スペーサーの使用に関しては気にしなくても良いかなとは思いました。

BM-04に対応する車両と必要なスペーサーの一覧です。

対応一覧に無いボディでも工夫すればなんとかなるかもしれません。

<バスコレ第2弾 日野HU/HT>

対応する車両一覧に記載があったこの車両にボディを被せてみます。車輪軸距離で動力の長さを合わせました。
トップスペーサー「M」を使用しています。ボディの内部の凸が当たって動力が被せられません。凸部ををカットします。ボディの素材は柔らかいのでカット加工もむづかしくありませんでした。前輪もボディと干渉しそうです。内側を削ります。前輪が当たらないように微調整して出来上がりです。

細部の削りに使っている道具はこんなヤツです。

カッターで削りにくいところや微妙な削り部に役立ちます。
少々お高いですが買ってよかった道具です。

<バスコレ第11弾 いすゞキュービックバス>

このボディも対応車両のようです。加工は「日野HU/HT」とほぼ同じです。
車輪は前輪後輪の両方とも当たりそうなので両方削りました。
このボディは車輪がボディに当たりやすようで微妙な調整が必要でした。

<バスコレ第1弾 三菱MP118>

このボディは正式には対応していないようですが
類似のボディが対応しているのでチャレンジしてみました。動力を車輪軸に合わせます。ボディに被せてみましたがガラスパーツに厚みがあって入りません。
ガラスパーツがなければ動力は入るようです。

ガラスはプラ板で製作することにします。0.2mm/Tの透明プラ板を用意して、ガラスパーツの大きさに印をつけます。

印に沿ってカットします。
ガラスパーツと重ねてみてさらに調整しながらカットしボディ内側にに合わせて調整しました。
もう一方のガラスも同じように印をつけてカット。
ボディ内側にに合わせて調整しておきます。

透明プラ板をゴム系接着剤で接着します。はみ出たところは爪楊枝で取り除きます。動力にトップスペーサー「M」を取り付けてボディを被せて出来上がりです。ガラスをプラ板に変えたのでボディが少々緩いです。
サイドスペーサーを使用するなりした方が良いかもしれません。

<バスコレ第16弾 西日本車体工業42MC>

このボディは対応しませんが、何とかして動力を被せたいと思います。ガラスパーツ押さえ部分が動力に当たってうまく入りません。ガラスパーツを外します。ガラスパーツの天井部分押さえが当たっているようなのでそこをカットします。
この時運転席側の押さえだけはカットせず生かします。こうすることでガラスを接着しないで固定できるかもしれないと考えました。ガラスパーツを戻して動力を入れてみます。車輪がボディに当たるので前輪後輪両方共削りました。ボディを被せて出来上がりです。バスコレ新動力「BM-04」は少々加工を施すことで さまざまなバスボディに使用できそうです。
加工自体もそれほど難しいものではなく、1つの動力でいろんなバスが楽しめます。
バスコレでNゲージレイアウトの楽しみがより一層広がりますね。