路面モジュールのユニトラム線路の複線間隔25mmを
バスが横断できるように改良しました。
旧バス動力BM-01
新バス動力BM-04、旧バス動力BM-01
どちらも線路を横断できるようになりました。
動画はこちら↓
<ユニトラム線路をバスが横断できない>
我が家のユニトラムカーブ&分岐モジュールは、内側のバス道路は開通していますが
外側の道路は分岐側線路を渡れないのでバスが通れません。
ユニトラム線路をバスが横断できるようにするため改良工事をすることにしました。
<使用する線路>
ユニトラム線路をバスが横断できるようにするため
TOMIXの「ワイドトラム 端数レール」を使用します。ワイドトラム 端数レール S37
裏側はバス用針金を埋め込めるような筋が掘ってあります。
縦、横、斜め、色んな方向に針金を通すことができるようです。
針金は0.5mmを使用しています。
ピンセットで溝に入れていき、爪楊枝を使ってしっかり埋め込みます。接着しなくてもしっかりハマりました。
<線路の長さ考察>
ユニトラムの長さは124mmワイドトラム
18.5mm+37mm+70mm=125.5mm
ワイドトラム端数線路を組み合わせると125.5mm
ユニトラム124mmより少し長いですが、使用する所は支線部分なので他のモジュールにも影響がないと思うのでこのまま使用します。
気になる場合は伸縮レールを使用するか、レールを加工するなどして長さを調節することになるでしょう。
<線路幅の考察>
ユニトラムの幅は、62mm
半分で31mm
線路中央からセンターまで12.5mmワイドトラムの幅は37mm
線路中央から12.5mmのところでカットします。
カット幅は、6mm(青部分)です。
<ワイドトラムの加工>
線路3つを一括カットします。
3つの線路をテープで固めてマットに固定
金尺を当てて6mm幅をカットします。
カッターで筋をつけながら何回もカット
大きめのカッターでも筋を入れます。カッターで切れない部分はルーターでカットしました。
コレをもう一個作りますが、もう一個はカットする側が反対側になるので注意が必要です。
<ユニトラムと接続>
ワイドトラムの爪を外します。ジョイナーを外します。TOMIX ジョイナーパーツ 0110の専用の器具を使えばもっと簡単に取り外せます。複線間隔を確認ユニトラムとワイドトラムの接続にはKATOのジョイントを使います。
<設置と試験走行>
ワイドトラムの高さ調整のため厚さT=1mmのプラバンで嵩上げします。(ユニトラムと高さを合わせるため)線路を横に横断するように針金を設置しました。BM-01、BM-04 シャーシ短は、横断成功!
BM-04 シャーシ長は、磁石が段差に引っかかって停止
線路が浮き気味なので磁石が引っかかって停止してしまうようです。線路を地面にしっかり接着することで修正しました。
電車も試験走行
ワイドトラム S37の路面が「U」の字に曲がっています。
製品が元からそうなっているのかどうか定かではありません。
車長の短い車両だと排障器が当たって車両が停止してしまうことがありました。
車両の方の排障器も地面スレスレでした。
線路と車両を微調整したらスムーズに走行できるようになりました。
<完成>
ワイドトラム70mmと18.5mmを塗装します。
塗料はシャア専用機レッドを使用線路を接続して各部の微調整しました。道路もプラバンを切り出して塗装します。
道路の色はクレオス G31 軍艦色(1)米海軍を使用してみました。車庫とカーブモジュールは絶縁する必要があり、絶縁ジョイントで接続することになります。
ユニトラックの絶縁ジョイナーはワイドトラムに入らないので別のものを使います。手持ちのシノハラコード83用絶縁ジョイナーの両端を2mmづつカットして嵌めてみました。ちゃんとハマって使用も問題ありませんでした。現在はイモンブランドで同じ様な製品が売られています。
TOMIXの絶縁ジョイナーでもKATOと繋げられました。
横断部分でバスの磁石が線路に引っかかることがあり、そこで空転もするので
#2000番の紙やすりを貼って高さ調整&グリップ力向上を試してみましました。
結果、走破性が向上しました。BM-01動力もBM−04新動力もユニトラム線路(ワイドトラム加工)を横断できるようになりました。
バスの個体差もあるので今後の運転会で他の車輌がちゃんと走行できるか検証しながら調節していきます。