エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【DCC加工】KATO EF210 300番台 DCC化加工【Nゲージ】

前回パーツを取り付け終わったKATO EF210 300番台をDCC化加工していきます。今回使用するデコーダーは、安心定番の永末さんのデコーダ
「NGDCC DE29×2Kr2 2FX」
ヘッドライトだけ点灯するデコーダーです。
LEDには、サイドビューチップLEDウォームホワイトを使用します。はんだ付けします。裏側には、念のためカプトンテープを貼り付けて絶縁対策しておきます。基盤抑えでハメるだけの簡単加工と思いきや、いつもの通りボディーが浮いてしまいます。

また屋根を加工しなくてはいけません。
DCCがあまり広まらないのは、車両を大胆に加工しなければいけないところなんでしょうねぇ。屋根上パーツを外します。ボディをはめてみて、基盤が当たりそうなところに印をつけました。

印部分をカットしていきますが、今回使うのは

「Funtec ファンテック カービングヒートペン CH-1 模型用ツール」
です。

単三電池1本で駆動し、ボタンを押すと先端が熱くなってプラを溶かしながらカットします。ホットカッターですね。

プラがバターのように切れるのでかなり便利!
あっという間にカットできます。カーブカットも簡単です!但し切り口が汚くなるので、雑にカットしても良いようなところにしか使えません。
面取り工具やヤスリなどで、切り口を整えます。屋根上をボディに取り付けて、ボディーに浮きがなければ出来上がり。テストして完成です。

慣れもありますが、DCC化加工に要した時間は小1時間と言ったところでした。
前回のパーツ取付のほうが時間がかかった気がします。

【Nゲージ】KATO EF210-300番台 パーツの取付【機関車】〜ナックルカプラー交換が難しい〜

KATOの機関車 EF210 300番台を購入しました。
国鉄型の機関車を中古で購入することが多かったので
車両のパーツ取付を、あまりやったことが有りませんでした。

ひとまず説明書通りにパーツの取付を行います。「デザインナイフ」「プラニッパー」「逆作用ピンセット」などを使用します。

動画はこちら

youtu.be

<屋根上機器 パーツの取付>

避雷器から取り付けます。
切り出してギュッと押し込むと入りました。パーツの中では、一番穴が大きめなので入れやすかったですね。サイズもピッタリ!

前後しましたが、パンタグラフは外して作業したほうがやりやすいです。
ピンセットで 下の方を持ち上げれば外れます。壊さないように注意です。

列車無線アンテナを切り出します。接着剤を使わなくても、押し込むだけで入りました。信号炎管を取り付けます。専用の治具も付属しています。

 

切り出したら 治具にはめ込んでまっすぐに、押し込みました。ホイッスルを取り付けます。コレも専用治具が付属しています。

 

飛ばしてなくさないように、ピンセットで挟んで治具を上からはめ込みます。穴にハマったら、指で押し込みました。パンタグラフを元に戻して、片側は終わりです。反対側の屋根うえも、同じように取り付けました。ナンバープレートを取り付けます。
前面用は黒 側面用は青です。
側面は簡単にハマりました。
車番はすべて、吹田機関区所属のものでした。
新鶴見機関区のものとかが欲しかった。位置決めして、爪楊枝の太い方で、優しく押し込みました。前面は少し苦労しました。傾斜してる上に曲面になっています。
うえ側をはめ込んでから、下側を爪楊枝で押し入れる感じではめ込みしました。手すりはツマミ部分を残したまま、ランナーから切り出して
まずは、穴にはめ込みます。ピンセットで奥までお仕込みます。入ったら、ツマミを左右に動かしてもぎ取りました。手すりの角度などを調整しておきます。

開放テコは、ランナーから直接ニッパーで切り出した方がきれいに取れました。
細いピンセットで、はめ込みします。

<ナックルカプラーの交換が難しい>

カプラーを、ナックルカプラーに交換します。
ピンセットで、スノープロウを外します。
下向きにスノープロウを取り外すと、
板バネが飛んでいってしまう可能性が高いので、注意が必要です。板バネは薄い銅板出できていて、すぐに折れ曲がってしまうので、取り扱いには注意です。

ナックルカプラーは、このようにハマります。
交換は、かなり難儀しました。

取説ではナックルカプラーをはめ込んだまま、
下から突起をカプラーの穴に差し込みながら、
スノープロウをスカートの裏側に取り付けると説明されていますが、
なかなかに難しくて出来ませんでした。
無理に押し込むと、板バネが曲がってしまいます。

KATO公式で、ナックルカプラー交換の手順動画がありました。

機関車ナックルカプラー交換 解説 - YouTube

う〜む、やはり下からはめ込んでいますね。
多分この方法でも結構しやすいような気がします。
自分は板バネが少し曲がりました。


取説のやり方は諦めて、違う方法でやることにしました。板バネ取付部の片方だけに、ゴム系接着剤をごく少量塗布しておき板バネを取り付けます。板バネの片方だけ固定すれば、スノープロウをひっくり返しても板バネは落ちてきません。
この方法でも板バネはちゃんと動作しました。
ナックルカプラーをピンセットで抑えながらスノープロウのセンターピンを、穴に通して上からはめます。
板バネに、ナックルカプラーの後部が噛まないように、注意しながらはめます。はめ込むときに、ナックルカプラーの首を左右に動かしながらゆっくりはめていくと
板バネにカプラーが挟まることなくハマりました。無事にナックルカプラーに交換できました。

<取り付け完了>

KATO EF210 300番台に各部パーツの取付をしてみました。
細くて小さなパーツには、専用治具も付属していて取り付けやすく
接着剤を使用しなくてもしっかりと取り付けできました。
カプラーの交換は少し難しかったですが、ちょっと工夫することでなんとか取り付けできました。
パーツ取付は、難しそうと思われがちですが、
やってみれば意外とできるものですね。

【DCC】KATO機関車 BEMFをOFFにしてみる【デコーダー】

<KATO機関車とサークルMT40さんのデコーダーBEMFの調整>

先日の運転会で、KATOの機関車の走りが今一つ良くないという現象が起きました。
しかも、複数人のKATO機関車でした。

症状は、
・通電しているはずなのにアドレスを認識しない。
・やっと認識しても、スピードがあまり出ない。途中で止まる。
・止まったら、アドレスを解放してから、再びアドレス入力して認識させると普通に走り出す。
・レイアウト一回りするのがやっとと言う感じ。
・ライトの全灯、減光とが交互になっていたなど。

誰か一人の車両1両だけなら整備やデコーダー取り付けに問題がある可能性が考えられますが、
複数人の所有する何両もの車両で、同じような現象が起きたというのが不思議です。

調子が悪かった車両はすべてKATOの機関車で
EF210 100番台
EF65 500番台
・EF80 
でした。

搭載していたデコーダも皆同じで、サークルMT40さんのデコーダでした。

線路状態が悪かったからなのか?
デコーダーに原因があるのか?
車両に原因があるのか?
今のところ原因不明です。

運転会なので線路状態が良好というわけではなかったですが、
他の車輌は元気に走っていたので、そればかりが原因とも考えにくいです。
同一のデコーダーを使用していたということで、デコーダーが原因かとも思われましたが、テスト線路では普通に走行できたりシたこともあり、デコーダーが原因とは言い切れない感じでもあります。

<最近のKATO機関車の構造と集電改善>

最近のKATO機関車の構造は、
・集電板にバネ機構を持たせている。
・基盤への集電はダイキャスト部分を接点としている。

と言う特徴があります。
調子が悪かった車両たちも最近の製品で、これらの構造の車両たちです。
EF210については、違う構造でした)

ダイキャストが基盤の電気接点になっていますが、そもそもダイキャスの導電性って良いのでしょうか?
家に帰ってからEF65でテスト走行してみたました。
線路状態がいまいち悪いところで走行がギクシャクシたり止まったりすることが有りました。

もしかして集電不足で、デコーダーがうまく動作しなかったのでは?
と思い、まずは集電改善を行ってみることにしました。

まずは、車輪を掃除。

次に台車と集電板のところに最近お気に入りでよく使用する、タミヤの集電向上グリスを塗布。デコーダーの集電接点部をアルコールでよく拭いてから、そこにもグリスを塗布。
モーター接点にもグリスを塗布特にダイキャスト接点とデコーダーの集電接点は念入りにキレイにしてから接点グリスを塗りました。

デコーダーのCV値設定でBEMFをOFFにしてみる>


自動ブレーキ機能をOFF

サークルMT40さんにメールで問い合わせしたところ
CV27を変更すると言う情報をいただきました。

CV27は初期値=「3」
これを「0」に変更する。

CV27は、自動ブレーキ機能というものに関するCV設定らしいです。
多分ですが、LenzのABC自動ブレーキ機能みたいなものが備わっているのかもしれません。
それはそれで、面白そうですね。

BEMFをOFF

あくまで自宅のレイアウトでテストをした感じの私見なのですが、
サークルMT40さんのデコーダーは、BEMFが結構効いている気がしたのでOFFにしてみました。
最近のKATOの機関車自体のモーター特性がスローが効くようになってるみたいで、
その上にBEMFが効いていると集電の悪いところで停止したりゆっくりになったりしました。
BEMFをOFFにすると少し改善されたような気がします。

CV60は初期値「131」
これを「0」にするとBEMFが無効になる

CV60はBEMF機能の動作を設定する項目

<まとめると>


・線路が少し汚れていたので集電不足だった。(他の車輌では問題なかったですが…)
・KATOの機関車の基盤への給電がダイキャスト経由なので、集電があまり良くない?
・KATOの最近の機関車のモーター特性は、スローが効くようになっている。
デコーダーのBEMFが、KATO機関車のモーター特性に対しては効きすぎてる。
というような感じだったのではないかと考えました。
ひとまず、BEMFをOFFにしてみるというのは有効なのでは?
しばらく様子を見てみます。

 

 

 

 

【Nゲージ】KATO先頭車を電連付きカプラーに交換【連結器】

カトー車両の少し前の製品は、カプラーがフック付きで
先頭車などに来ると、少し気になるところがありました。
ホビーセンターカトーから1段電連付きの交換用カプラーが出ていたので交換してみます。

動画はこちら

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<KATO電連付きカプラー>

製品は、
「カトーカプラー密連形2 新性能電車前面用 青灰 1段電連付き」
品番 28-250-2電連カプラーは、カプラーと電連のパーツが別パーツになっています。取り付けるとこんな感じになります。
電連表現があるだけで 引き締まって見えますね。
早速取り付けていきます。

<カプラー交換 E259>

まずはボディーを外します。スカートを外します。
ボディーに引っかかっているだけなので、簡単に外れます。カプラーカバーを外します。
ピンセットを差し込んで少し押せば外れます。フック付きカプラーを取り出したらもう一度カプラーカバーを取り付けて、
電連用カプラーを差し込みます。
ギュッと押し込めば、カチッとハマりました。
スカートをはめ直してボディーを被せます。別パーツになっている電連パーツを、下側からはめ込みます。フックありと電連タイプの比較です。

<カプラー交換 E231-1000&E233-3000>

E231系1000番代(近郊タイプ)も同じ要領です。ボディーを外します。スカートを外します。カプラーカバーを外します。
この車両も、ピンセットを差し込んで少し押せば外れます。フック付きカプラーを取り出したらもう一度カプラーカバーを取り付けて
スカートをはめ直してボディーを被せます。別パーツになっている電連パーツを、下側からはめ込みます。
E233系3000番台にも電連パーツを取り付けて、E231系1000番代と連結してみます。連結テストです。連結させるには、少々力を入れる必要がありますね。
連結開放も、強めに引っ張る必要があります。


カトーの先頭車を でんれん付きのカプラーに交換してみました。
簡単加工で 顔つきがグッと引き締まりました。
900円程度で10個入り。
対応車両も多いので、いろんな車両に取り付けできそうです。

<実写の話 電連アリ?ナシ?>

総武線下総中山駅にて各車両の電連の様子を観察してみました。

255系 東京側

255系 千葉側

もうすぐ引退の255系は電連無いですね。

E259 東京側

E259 千葉側

E259系NEXは、総武線内は12両編成。東京側、千葉側、ともに電連付き。途中の先頭車同士も電連が付いてるはずなので、6両基本編成の両側先頭車に電連がついてることになります。

E235系1000番台 東京側

E235系1000番台 千葉側

E235系1000番台 4両付属編成の東京側には電連無し、11両編成の千葉側には2段の電連付き

E217系 東京側 電連付き

E217系 東京側 電連無し

E217系は、編成によって4両付属編成の東京側には電連が有ったり無かったりしてました。つまりはどういうことなのでしょう?

E217系 千葉側

11両編成の千葉側には電連無しでした。

E217系 4両付属編成の東京側の電連有り無しはなにか法則とか理由とかあるのでしょうか?

E231系1000番台 横浜駅東京側

ちなみに、E231系1000番台横浜駅にて、東京側には電連がついていました。墜落インバーターも健在でした。

【DCC】真のDCC電圧を見る方法は?【線路電圧】

当ブログにて、【線路電圧】線路電圧の調整 KATO D101とデジトラックスDB150【DCC】を記載しました。

以前の記事

elmdcc.hatenablog.com

この記事について、エルムDCC交流会メンバーのあやのさんより教えていただいたのですが、

DCC線路電圧は、ACアダプタの -2,-3V低くした電圧が印加されますので、DC15VのACアダプタですと、
±12V - ±13V の電圧が掛かっています。

とのことでした。
つまりテスターでDCC電圧を測定して、その値の+2〜3VぐらいがDCC電圧であるということのようです。

テスターの値が違うってどういうこと?
と文系の私なんかは思ってしまうのですが、それには理由があるらしいです。
今回は電気のことは素人の文系人間の私が、理解したことをまとめて記しておくことにします。

詳しいことは、あやのさんのブログもご参照ください。

maison-dcc.sblo.jp

<DCCの電気の波形>


電気の流れには直流と交流があります。小学校で習いましたね。
鉄道模型のDCCの電気は交流です。
しかし交流にも波形の種類が、色々あるらしいのです。

一般家庭のコンセントまで流れてきている電気は交流です。
電気製品はこの交流電気を製品内部で直流に変えてモーターなどを動かしたりしているらしいです。
コンセントまで来ている交流電気は、正弦波と言う波のような形の波形の電気なのだそうです。

<参考>

【ポータブル電源】矩形波で使用出来ない電化製品|使うとどうなる?

一方、DCCの交流は矩形波と言う角ばった波の形をしているらしいです。

秋月で1000円程度で購入したテスターは、一応交流も計測できるようになっています。
しかし計測して正しい値が出るのは、正弦波の交流の場合のみらしいです。

<DCCの交流をテスターで測るには>

DCCの交流波形、「矩形波」を測る場合は、計測値をそのまま見るのではなく
実効値というものを求めなくてはいけないらしいです。

<参考>

実効値(RMS)とは - Cognicull

う〜む、むむむ、ルートが出てきた時点で何がなんだかわかりません…。
文系人間には厳しいです。

表示されている電圧の+2~3VぐらいのDCC電圧が出ているらしい

なんやかんやで、結局はテスターで出てきた値に2~3V足したぐらいが大体の電圧ってことらしい。(文系人間なので適当でスミマセン)
テスター使ったのに、大体しかわからないんですねぇ…。

<真のDCC電圧を見る方法は?>

じゃぁ真のDCC電圧を見る方法は、どうすればよいのでしょう?
究極の答えは、やはりオシロスコープで見るしか無いみたいです。

オシロスコープでDCC電圧を測定 矩形波が出ています(あやのさんのブログより)

 

オシロスコープなんて電気専門の人が使う機器なので高そう!
私も、そう思っていました。
でも最近は激安オシロスコープもあるんですね。


7000円台

5000円台
DCCの電圧を見るためだけにこれらを購入するのはまだちょっと抵抗がありますが、
これぐらいの値段であればいずれ購入しても良いかなと思える値段です。
DCCの電圧を見る以外にも、鉄道模型的に使い道があればぜひ知りたいのでコメント欄にて教えてください。
他にも使い道があれば購入してみようかなと思います。

Nゲージ車両のボディークリーニングとコーティング

動画はこちら↓

youtu.be

<ボディーの汚れ>

先日の運転会のあと、車輪の清掃などのメンテナンスをしていました。
ボディーを眺めていたら、ガラス面や車両側面が汚れていることに気が付きました。
思い返してみれば、車輪や動力系の清掃はして来ましたが
ボディーの清掃は、今までやったことが無かったことに気が付きました。他の車輌も見てみると、ガラス面や光沢のある塗装面の汚れがよく目立ちます。特に銀色の車両は、ボディーの指紋汚れや帯周辺の手あぶら汚れが目立ちます。
先頭車やモーター車は、DCC加工やメンテナンスをするときに
ボディーの付け外しを良くするので指紋や手の脂などが多く付着しているようです。

<クリーニングクロスとコーティング剤>

さっそく、ボディーのクリーニングとコーティングを行います。

「HASGAWA コーティングポリマー TT24」


特長
✔高分子のポリマーが光沢塗装、透明プラスチック、などに塗布され、素晴らしいツヤを生み出す。
✔帯電防止や酸化防止の効果があり、ホコリやサビからコレクションを守る。
✔研磨剤を含まないため、デカールの上からも使用可能。
✔ ミニカーや、プラモデルなどのつや出しと保護に最適。
✔多層に塗り重ねるとさらに輝きが増す。

クロスで拭き上げたあと、これでコーティングすれば
汚れ防止やこキズからの保護、ツヤ出しができそうです。

「IMON ハイテククロス 30×30」

鉄道模型用ソフトクロス
特長
●吸水性、吸油性共に抜群で、汚れをふき取るのにも最高の性能を発揮
●何度洗っても性能は変わらない
●表裏が無い

メガネ拭きとかでも代用できそうな気もしますが、
鉄道模型店で売られているのでこちらの方が安心できます。

<クリーニングとコーティング施工方法>

ガラス面や光沢のある塗装部分、白いボディー部分に
指紋や手あぶら汚れがあるのがわかります。クロスで、汚れを拭き上げていきます。
強くこすりすぎると塗装に傷が付きそうなので、優しく拭き上げます。
コーティング剤を綿棒に少量付けてボディーに塗り拡げます。

ガラス面は後回しにして、まずはボディー全体に塗ります。ボディー側面全体に塗り終わったら綿棒に液剤を付け足さずに、
細かい部分やガラス面にも塗布します。
乾燥したら、クロスで拭き上げます。ガラス面や細かい部分などは、乾いた綿棒で拭いていきます。きれいに拭き上げれば、コーティング完了です。
最近の特急車両は、ガラス面が大きいので
汚れがきれいになったのがわかりやすいですね。 
この車両は、屋根も光沢がある塗装なので屋根にも施工しました。 

<光沢やメタルっぽい塗装の車両>

この車両は、窓おびの光沢塗装とガラス面の汚れがありますね。全面のガラス部も汚れが付着していました。
先程の要領で、クロスで拭き上げます。
前面も拭いていきます。
窓おび光沢塗装部の汚れも、念入りに拭き上げました。コーティング剤を塗布して行きます。
コーティング剤は、5分ほどで乾燥します。乾燥したら拭き上げします。
細かい部分を綿棒で拭き上げます。ボディーの白色塗装部分は、コーティングの効果が分かりづらいですが
窓おび光沢塗装部分やガラスなどは、キレイになったのが実感できました。

<銀色車両>

銀色塗装の車両は、中古で買った古い車両なので、全体的に汚れています。
汚れが多めなので 念入りに拭き上げました。コーティング剤を塗布します。
コーティング剤には、汚れを落とす効果はあまりないような気がします。

拭き上げして完了です。
古い汚れは固着してしまっていて、なかなか取れませんでした。
アルコールなどで拭けば、手あぶらなどは取れそうな気もしますが、
塗装を傷める危険があるので、今回はやめておきました。
全体的にはかなりキレイになりました。
銀色車両は、指紋や手あぶらの汚れが目立つようなので、
購入時に施工したほうが良いと思いました。

<購入してすぐの車両>

新しく購入した車両にも、コーティングしてみます。この車両は、半艶のような塗装になっています。
コーティングの艶出し効果は、半艶塗装に塗布すると、どうなるのでしょうか?
コーティングを拭き上げてみました。半艶塗装にコーティング剤を塗布すると、少しだけ光沢が出る気がしますが、期待したほどでは有りませんでした。
塗り重ねたらもう少し艶が出るかもしれません。今後も様子を見ます。
購入したばかりの車両にコーティングを施工する方が、
今後の傷や汚れの保護になるので良いのかもしれません。

<効果はある>

車両のボディークリーニングとコーティングを試してみました。
ソフトクロスを使用すると、指紋や手あぶら汚れはかなり取れます。放置すると固着して取れなくなるので、注意が必要なことがわかりました。
コーティングは、汚れ落としの効果は無いように思われますが
ガラス面や光沢のある塗装面などにツヤ出し効果がありました。研磨剤が入っていないので、塗装を傷つけること無く、塗布できます。
埃よけや 多少の傷消し効果もあるようです。
コーティング塗布後に付着した、指紋や手あぶらも
拭き取りやすくなるように感じました。

半艶塗装の車両には、艶出し効果は余り期待できませんが、
新車のうちからコーティングしておけば ホコリや傷防止になります。
大事な車両をきれいに保護するためにも、コーティングは有用だと思いました。

【公開運転会】~渋谷運転会2023冬~開催しました!【NゲージDCC】

年末恒例の~渋谷運転会2023冬~を開催しました!
今回もたくさんの来場者(子どもたち)が有りました。ご来場いただいた方々、ありがとうございました。

動画はこちら

youtu.be

<設営>

まずは設営を始めます。会場に机を並べます。モジュールボードを仮配置していきます。モジュールの裏側は、各種配線などがあります。PCとコマンドステーションの準備風景。運転会では、PCにJMRIソフトを入れてあり、PCとデジトラックスのコマンドステーションを接続、wifiで車両をコントロールできるようにします。脱線などによるショート検知も行えるようになっています。延長ヤード部分は、長い編成が10本ほど留置できるようになっています。背景板を設置して、電気系統を確認したら完了です。走行前に線路のメンテナンスもしておきます。

<会場の様子>

今回も近隣の子供達が大勢見学に来ました。
もう大興奮でロックバンドのライブ会場のように飛び跳ねていました。今回は、Nゲージ運転コーナーを設置してみました。こちらも大人気!
実際に使用されていた駅員の帽子を被って運転できる様になっていました。子どもたちが机にかぶりつきで見ているので、モジュールの接続がズレてしまうことがあります。今回は車両が脱線する事故がありました!これは重大インシデントですね!!

渋谷の公開運転会も恒例になって来ました。次回は2024年6月ごろを予定しています。