エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【DCC】KATO E259系N'EX新塗装 DCC化&乗務員室点灯【Nゲージ】

E259系N'EXは6両基本編成と6両増結編成の合計12両編成を所有しています。KATOから待望の前面扉が開いたパーツが出ました。さらに新塗装色も発売されました。
既に旧塗装で12両も所有してるので、新塗装の方は購入するかかなり迷いましたが、実車の方はほとんど新塗装に変更されているので仕方なく新塗装のセットを購入しました。
旧塗装の方の前面パーツはホビセンで売られているものを購入。新塗装の前面パーツはセットの中に含まれていました。

動画はこちら

youtu.be

<以前に自作した前面パーツ>

プラレールアドバンスのN'EX前面扉(開)パーツ

実は前面扉が開いた連結面を再現したくて、プラレールアドバンスの前面パーツを利用して自作していました。

両面テープで取り付けていました

 

両面テープでくっつけていました。無いよりはマシな感じですが、さすがに厚みがあって玩具っぽいですね。

扉に厚みがあって玩具っぽい

<前面扉の取り付け方>

新塗装セットに付属していた前面扉(開)と電連パーツ

新塗装の基本セットには前面パーツと連結器電連パーツが入っていました。ホビセンブランドで売られていたやつですね。付属しているのはありがたいです。

電連はカプラーを取り外してから取り付けると嵌めやすいです。付属の取り付け治具は使用しませんでした。

前面扉の交換は、ボディーの裏側の爪を外し扉パーツを外します。

前面扉(開)パーツを組み立てます。扉に黒いパーツをはめ込んで幌を取り付けます。

 

前面扉(開)パーツをボディーに取り付け出来上がりです。カプラーのロックを外さないと連結できません。

<サークルMT40さんの「K4595F-LED TypeE」>

サークルMT40さんの「K4595F-LED TypeE」を使用してDCC化を行い、追加の小加工で乗務員室を点灯するようにしてみます。

mt40.booth.pm

KATOのDCCフレンドリー車両に対応するDCCライト用デコーダ

左:元の基盤 右:サークルMT40さんのデコーダー基盤

チップLEDがあらかじめ取り付けてあるので、基盤を差し替えるだけで簡単にDCC化できると言う製品です。
DCC初心者やハンダ付けが苦手な人でも扱いやすい製品だと思います。
KATO純正「FL12」と価格は同じぐらいですが、
・停止時減光機能
・4ファンクション搭載
・ファンクションF0-F28に割り当て可能
・アナログコントローラー対応
など、機能が充実しています。

E259系 乗務員室点灯>

N'EXは、東京駅での編成連結があります。連結面を見てみるとライトオフとなりますが、乗務員室はどちらの車両も点灯しています。走行時も乗務員室は点灯したままのようでした。
今回はそれを再現してみたいと思います。白色チップLED、抵抗、0.18mm被膜エナメル線を準備

 

チップLEDの(+)に抵抗を接続(620Ωを使用しましたが明るすぎた気がします。)
(-)側にリード線を接続

デコーダーは絶縁テープで覆っておきます。12V+とP7に接続

チップLEDを運転台のところに出しておきました。

床パーツを嵌めてから、集電シューを差し込みます。テスト点灯

LEDの高さを整えて完成です。

DCC操作とファンクション番号変更

中間連結面
ヘッドライト&テールライトは消灯、乗務員質はF20で任意に点灯可能

乗務員室のライトは、F3に設定されています。
進行方向とは無関係にF3を操作することで点灯します。
チカチカと点滅するような感じで点灯するので面白いですね。
オープンサウンドE259系と併用して使うのいたいのですが、F3はすでに「ミュージックホーン」に設定されています。
乗務員室点灯用F3のファンクション番号を別の番号に変更します。
ファンクション番号の変更はCV値で設定できます。

(例)F3をF20に変更
CV41 初期値=3(F3)→CV41 =20(F20)


これでF20を押すと乗務員室が点灯します。

実車E259系も、編成の最後尾の乗務員室を点灯したまま走行していました。

 

【模型店探訪】U-TRINSでジャンク漁り【ジャンク&中古】

銀座の一等地にある高級時計&宝石店「天賞堂」の上階には、鉄道模型店もありました。
最上階には16番を中心に中古の鉄道模型や関連商品の買取&販売を行っていました。
Nゲージも取り扱っていて、他の中古店とは違った商品(ジャンクっぽいもの)などもあり、お値段もかなり手頃で面白いものが時々入荷していることがありました。
銀座方面に出かけた際にはよく行っていました。
令和になる頃、その銀座天賞堂が建物の建て替えで今どきの銀座らしいキレイな建物になり、模型部門は少し離れた場所に移転しました。更に中古鉄道模型部門は無くなってしまいました。
その中古鉄道模型部門にいらした方々が始めたのが、渋谷の「U-TRAINS」ということらしいです。どんな感じなのか以前から気になっていたので、今回始めて訪問してみました。

宮益坂は長い登り坂、登りきったこの辺りにありました

場所は、渋谷の宮益坂を登りきった青山通りの辺り。渋谷からは長い坂道を上行っていく感じです。表参道からも徒歩でいけます。1Fは16番や13mmゲージを中心とした製品の販売、2Fが中古鉄道模型の販売になっています。16番中心の中古販売ですが、Nゲージや各種書籍や関連グッズなど、様々なものが売られていました。
Nゲージに関しては、セット物もありますが古いTOMIXやKATOの単品車両などジャンクっぽい物が多くありました。
古い製品でも整備すれば走るので、改造や部品取り、鉄コレの動力車に転用するなど使い道は結構ありそうです。お値段も他店と比べると結構安い印象でした。
流石に今回は店内の写真はありませが、天賞堂で見かけた元気な店員さんたちも健在でした。

<安い?ジャンク品ゲット!>

記念訪問ということでなにか買おうと物色した結果、手にしたのはこれら
<1/150 トラックコレクション>

お値段400円。他店より若干安い気がしたので購入。普通乗用車やトラックなども欲しかったので購入

<エアブラシ置き>
お値段300円。コレ激安だと思ったのですがどうなのでしょうか?

使用感はあまりない感じ。どうせ使ったら汚れるものなので汚れててもも気にしません。

フィルターも綺麗なままでした

丁度エアブラシを置くものが欲しかったので安く手に入れられて良かった!

手持ちのエアブラシを置いてみた感じ

Nゲージの車両の方も、機関車2000円とかで見かけました。手に取りやすいお値段だったのですが今回車両は見送りました。

渋谷はメルクリンショップがなくなってから鉄道模型不毛地帯でしたが、IMONができたりして模型店巡りをするには面白い街になってきました。U-TRAINSも渋谷からはちょっと歩きますが、たまに行くと面白いものがあるかもしれないですね。

 

【DCC化】東急5200形大井町線5両セット ポポンデッタ製【Nゲージ】

初めてポポンデッタ製の製品を購入しました。

「6053 東急電鉄5200系大井町線仕様5両セット」です。
通称”湯たんぽ”とも言われる東急5200系ですね。大井町線仕様セットとい事で中間車に5000系のデハが混ざっています。
こういう混血(混色?)編成も結構好きです。

<ポポンデッタ製 東急5200系>

ポポンデッタ製品を今回始めて購入してみました。
ディテールを見てみます。先頭車の屋根上はこんな感じです。無線などは取り付け済。サイド行先表示なども取付済み。しかも点灯します!

中間デハ サイド連結面 配管などもちゃんと表現されてます。中間サハ サイド連結面 デハとは違ってスッキリ5000系中間デハ 屋根上 こんな感じで正解なのでしょうか?サイド連結面 配管もしっかり表現 丸みの感じも良いですね。東急マークは別パーツで付属していました。

初めてポポンデッタ製品を購入してみて少し不安もあり
結構値段も高かったですが、かなり精密にできていて好印象です!
こだわりの車両ならポポンデッタ製品も悪くないですね。

<先頭車のDCC化>

早速DCC化していきます。
サンド無し、室内灯無し、でシンプルにDCC化します。ボディを外してみます。
構造的には、TOMIXマイクロエースと同じ感じですね。ライトユニットの接点が集電版に接触する構造です。スイッチで接点を絶縁することでオフにできるようです。室内灯用の接点は、2.6mmバネを使用できます。接点の間隔が近いですね。幅狭仕様でしょうか?天井の大きさに厚さ0.5mmのプラバンを切り出します。
幅12mm長さ95mmです。厚めの透明塩ビ板を、7.5mm×11mmぐらいに切り出して
室内灯の集電穴と同じ間隔に印をつけます。先程切り出したプラバンに貼り付けて、2.6mmの穴を開けます。ここに集電バネを通す予定です。幅2mm×長さ20mmに銅板を切り出して真ん中あたりに予備ハンダし、バネをはんだ付けします。ライト用デコーダーは、いつものNGDCC両極性ライトデコーダーを使用。ライトのチラツキ防止の為、いつものコンデンサーアレイ25v220ufを製作集電板とデコーダーを配線して、バネを穴に通します。コンデンサーアレイは、デコーダーのこの辺りに接続。全体の配線。絶縁テープで全体を覆いました。

天井にはめ込むとこんな感じ

デコーダーからの配線を、ライトユニットの接点にハンダ付け。接点は中に押し込んでおきました。床下集電板のこの部分を絶縁しておきます。先頭車のDCC化が完了しました。
急行等は点灯しません。大井町線仕様なのでこれでOKですね。

<モーター車のDCC化>

ボディーを外します。こちらもTOMIXマイクロエースの構造と似ていますね。デコーダーは、KATO EM13を使用します。車両の内側の幅が狭いため、そのままではデコーダーが入りませんでした。

デコーダーの端の出っ張りをヤスリで削りました。コレでちゃんと入ります!床パーツを外しました。透明の絶縁シートが入っています。
接点部以外がすべて覆われるようにちゃんとできています。
マイクロエースのシートより全体が覆われている感じです。
今回はこれを活かして使います。幅2mm×長さ25mmの銅板に、0.4mmの被膜銅線をハンダ付け。モーターの接点部に、絶縁テープを張りました。
配線の抜け穴用の印もつけておきます。5mm角程度の銅箔テープに、0.25mm皮膜線を配線。グレーの配線が良かったのですが手持ちがなかったので、今回は白色を使いました。印の部分に0.5mm程度の穴を開けておいて、先程の銅箔テープを貼り、配線を通します。通した配線を床下の色に合わせてグレーに塗っておきました。
ガンダムマーカーでササッと塗ります。室内灯用集電穴に銅板を差し込みます。床パーツを嵌め戻すとこんな感じになりました。モーターへの配線をゴム系接着剤で接着して整えます。室内灯用穴へ差し込んだ銅板からの配線をデコーダー集電部へハンダ付けします。
高さは10mm程度です。モーターへの配線を接続します。配線完了。太めの被膜銅線なのでデコーダーは空中に自立します。ボディをかぶせました。横から見てもデコーダーは見えません。
動力デコーダー搭載完了です。

 

走行動画↓

youtube.com


今回はデコーダーの端を削ったので互換性を考慮して、
動力用デコーダー(EM13)をコネクター接続しませんでした。

 

【イベント】池袋鉄道模型芸術祭の見学【訪問】

池袋で開催されていた、「第9回 池袋鉄道模型芸術祭」を見学してきました。

 

今回初めて訪問してみましたが、Jamに比べてゆったりと見学できました。
展示内容もかなり凝ったものが多い印象で、色々と勉強になる展示でした。
展示会場はB1Fと5Fに分かれていました。

<J-TRAK Societyさん B1F会場>

人通りのある吹き抜けの広い会場

 

いつもお世話になっているJ-TRAK Societyさんも参加されていました。
B1Fの地下鉄直結通路を出てすぐのところの無料スペースに展示されていて、精巧な情景を走る模型に行き交う人々の目を釘付けにしていました。

池袋での開催ということで西武線系統の車両などの他、様々な車両が走行していました。以前にも紹介していますが、J-TRAK Societyさんの情景は人物配置がすごく面白いです。日本視察するトランプ大統領プロレス興行をやっている体育館
中を覗いてみると…

ジャイアント馬場アントニオ猪木&タイガーマスク
VSタイガー・ジェット・シン&アブドラザ・ブッチャー&アンドレ・ザ・ジャイアントの試合ラッツ&スターのコンサート会場駅伝と沿道の応援風景中学校では体育の授業

<B1F会場>

B1F会場過一場は、少し小さめの会場が2つありました。

車両と円形レイアウトが動く盆回りレイアウト
小スペースで見た目も楽しいくインテリアとしても楽しめそうですね。

ポスターにもなった碓氷峠のモジュールやなどの各種モジュールノスタルジックで楽しい幻想的な模型展示レトロアメリカンな鉄道風景をDCC自動運転で走行

<5F会場>

こちらは大きな会場でたくさんの展示がありました。自動運転なんですが、ロボットがコントローラーを操作していました。

砕石軽便ナローの自動往復運転
DCC制御らしく、この小ささでディーゼルサウンドも鳴っていました。

広島からモジュールを持参して参加されていた四国山岳保存鉄道さん
実は自分の友人のご親戚という事でじっくり拝見させていただきました。1畳ほどの大きさのレイアウトで、前面に交換駅、山を挟んで裏側はスイッチバック交換ができるようになっています。自作のダブルキャブ方式でレールへの給電を制御し交換運転が可能。
線路の配線を工夫しロングラン運転になっていました。裏面のスイッチバックを抜けると、山の下部の線路を抜けて前面奥から車両が出てきます。
メンテンナンスのため山の上部は取り外し式駅舎の裏手には小さな池があり、錦鯉が泳いでいました。

四国山岳保存鉄道さんの動画はこちら
(改訂版)四国山岳保存鉄道の紹介動画 ‐ 231223youtu.be

 

JAMでもお見かけしたグループの展示もありました。
様々な工夫や研究の成果が展示されていた面白い模型展示でした。
DCCを使用した展示も多く、主に自動運転に使用されているケースが多かったように思いました。
会場となった池袋の芸術劇場が来年建て替え工事が始まるらしく、この池袋鉄道模型芸術祭も来年の開催は無いという話らしいので残念です。引き続きJAM以外のいろんな規模の模型展示が各地で行われると良いですね。

【DCC化】東急3450形2両セットC DCC加工 鉄コレ動力TM-17R

鉄道コレクション 東急3450形2両セットC」をDCC化しました。今回はライトなどの点灯化は無しにして「TM-17R17m級動力」を使用してシンプルに仕上げました。

幌なし
幌あり

<動力車のDCC加工>

動力デコーダーは、KATO EM13を使用します。
ハーフピッチコネクターで、デコーダーの取り外し可能にします。

ハーフピッチコネクターを4ピン分切り出すには5本目の辺りでカットします。
こうしないと割れて4本のつもりが3本になってしまうことがよくあります。
メスピンの方も5本目でカットカット面をヤスリで整えておきます。オスピンにワイヤーを接続、線路からの給電線のうち1本は色つき(赤)を使用。給電線をデコーダーに接続

モーター出力線をデコーダーに接続動力をバラします。鉄コレ動力は外から見えるので目立たないようにするため、ウェイトを黒い絶縁テープで覆います。集電版を取り出して給電線と接続しておきます。集電板をもとに戻します。(オスピンが接続されていますが後でメスピンに交換しました)モーター接点を上向きに曲げて、床下に戻します。

モーター接点をウェイトの上に乗るように曲げて、モーターの出力線と接続(オスピンが接続されていますが後でメスピンに交換しました。)デコーダーと接続するとこんな感じになります。ネクターと線の接続部を黒いゴムの接着剤で覆い絶縁しておきます。デコーダーも絶縁テープで覆います。ネクターの赤い路線のところに印をつけて、接続間違いが無いようにしておきました。モーター接点も黒い絶縁テープで覆っておきました。Tm-05Rに付属している台車枠などはグレーでしたが、セットCに入っていた台車枠は黒色でした。
黒色の台車枠を使用しました。

<T車の加工>

幌付きの車両はT車にします。厚さ1mmの鉛を切り出して床パーツの裏側に貼りました。貼付け後に床パーツの穴に合わせてウェイトに穴を開けておきます。床下にもウェイトを搭載します。厚さ1mmの鉛を3枚切り出して接着し、黒い絶縁テープで包みます。床下機器の間に接着しました。車輪をKATOの中空車輪と交換しました。

<仕上げ〜完成>

アーノルドカプラーだと車間がだいぶ広く感じます。KATOのアッシーパーツ「キハ40用ホロ」を接着しました。連結器をKATOナックルに交換しました。だいぶ連結面が気にならなくなりました。(まだちょっと広いかな?)ホロなし車両のテールライトが緑色なのが気になります。クリアーレッドを爪楊枝につけて塗料を置くような感じで塗りました。

付属の車番を貼り付けます。

幌付き車 3497
幌なし車 3474

にしてみましたが、正解がわかりません。という事でひとまず完成です。
東急3450形は日本車両製と川崎重工製があるそうで、こちらのセットは川崎重工製の片運転台が2両入っていました。
大井町線で5両で走っていたこともあるらしい(5両オールM車だった)。
将来的にはそれをやりたいのですが、あと3両がなかなか手に入らないので、今回はとりあえず2両だけ先に手を付けました。
3600形なら入手しやすいのですが、例えば1970年代とかに3600形と3450形の編成で大井町線を走っていたこととかあるんでしょうか?もし詳しい方いましたら教えて下さい。

<追記 24/03/17>

コメントで教えていただいた”3472”ですが、手持ちの資料で写真を見つけました。
デハ3600と同じボディというのが面白いですね。デハ3601が大井町線に入っている時の写真がありました。
大井町側に連結されているようです。他の車両の編成がわからないですね。3450形5連の写真。両運転台車が真ん中に連結されているようです。実物を見たことはないですが、全M車5連の吊り掛け音はさぞかしすごかったことでしょう。参考にした資料はコレでした。3450系については詳しくないのでこの資料だけを頼りにしてました。

【Nゲージ】メーカー修理 KATOとマイクロエース

マイクロエース富士山麓電気鉄道8500系のエラー>

予約していたマイクロエースの「A1075富士山麓電気鉄道8500系 富士山ビュー特急3両セット」が手元に届いたのが2023年9月初旬でした。
最近のマイクロエースの製品は、なかなかしっかり作ってあるなぁ〜と感心していたところ、1週間ほど経ってから製品にエラーがあるとの告知がありました。(販売店等のHPやマイクロエース公式Xなどで告知していました。)

どうやら1号車と3号車の屋根が間違って取り付けられているとの事。
実車のことはあまり良く知らなくて、色合いと形がカッコイイなぐらいで購入した車両だったので、屋根上が実車と違ってるなんて、言われるまで気が付きませんでした。
メーカーとしては、お詫びとともに希望者には正しい先頭車ボディをお送りしますとの記載がありました。
屋根なんて自分でつけ直せば良いのでは?なんて自分では思いましたが、
メーカーが屋根を送ってくれると言うのであれば、自分で付け替えるのも面倒だしこの際申し込んでみることにしました。
必要事項を適当に記載して郵送で請求しました。このとき製品を購入した証明書(明細など)みたいなものを添付しないでも大丈夫みたいでした。

そんな事もすっかり忘れて年が明け2024年2月、マイクロエースからこちらが届きました。

開封してみると

ボディーだ2両分入ってました。
てっきり屋根だけ入ってるのかと思っていただけに、ちゃんとボディーが丸ごと2両分も入っていてちょっとびっくりです。

交換用1号車と3号車のボディ2両分

全面やサイドのガラスも、もちろん取り付けてありました。

1号車

手前が交換用ボディ、1号車の屋根の違い

3号車

手前が交換用ボディ、3号車の屋根の違い交換方法も記載された説明書が入っていました。
ボディを交換するだけなので簡単です。

早速取り付けてみました。これにて実車と同様の屋根上になりました。

自分は中古で車両を購入する事が多く、新車で車両を購入してエラーに遭遇したのは今回が初めてでしたが、マイクロースの対応はかなり良い対応だと思いました。

マイクロエースの公式HPを見てみると、結構な割合で不具合やらエラーやらのお詫びが載ってますね。

www.microace-arii.co.jp


対応が良いのは、エラー対応経験が豊富?だからでしょうか?

<KATO E231系1000番台 クハの修理>

全面ガラスのパーツが無い!

車両の整備をしていたら「 E231系1000番台」の顔がなんだかおかしい事に気が付きました。
よーく見てみると、正面ガラスの下の方が取れてしまっています。
ここって別パーツになってたんですね〜。
こんなとこが取れて無くなるなんて思いもしませんでした。パーツも探してみましたが、全く見つかりません。
分売パーツもここだけのパーツは売っていないので困りました。
このまま廃車というのも可愛そうだしどうしたものかなぁと、ネットを調べてみたら
E231系1000番台東海道線 (更新車)」というのが、リニューアルして再販されるらしいことがわかりました。
分売パーツのボディだけ購入して載せ替えようと思い、発売日に都内の模型屋を巡りましたがすでに売り切れのようで手に入りませんでした。まだまだ現役で頑張ってもらいたい車両なので、仕方なくメーカーに修理に出すことにしました。

この車両はDCCフレンドリー車両で、FL12デコーダーを入れてDCC化してあります。
しかもチラツキ防止の為、ウェイト多めに搭載する加工を施しています。修理依頼する箇所とは全く違う箇所とはいえ、改造してある車両を修理に出すと何か文句を言われるのでは?と考えてしまって少し躊躇してしまいます。
でもKATOさんならDCC対応だしきっと大丈夫でしょう。
コレがTOMIXマイクロエースだったら、もしかしたら何か言われちゃうでしょうか?

<KATO 修理依頼方法>

修理票

KATOの修理依頼方法はHPに記載されています。
↓こちらから修理依頼票をダウンロードして記入
故障修理のご依頼方法

www.katomodels.com

車両と一緒にKATOに送りました。

<修理の代金>

修理代金2,500円

 

待つこと約一ヶ月、KATOからメールで修理完了のお知らせとお代金の請求が来ました。
クレジットカード払いを選択していたのでさっさと支払い済ませ、更に待つこと数日で車両が戻ってきました。

KATOのロゴが入った段ボール箱に入っていた

修理後のクハ

部品代金は55円ですが、工賃、サービス料、送料等、
なんだかんだで2,500円程かかりました。
こちらからKATOに送った送料も含めると3,200円程度かかったことになります。
ちょっと部品が取れちゃっただけで3000円とは、少しお高いかな?とは思いますが、廃車にするのももったいなかったので仕方ないですね。
これからも頑張って走ってもらうことにします。

 

【DCC】Nゲージ車両のDCC化手順 Ver.2024 先頭車編【Nゲージ】

前回からの続きで、今回は「先頭車のDCC加工手順」です。
動画では、8:22~の内容になります。

youtu.be

前回の記事はこちら↓

elmdcc.hatenablog.com

<集電加工>

ボディを外します。天井の大きさと合うように、幅13ミリ、厚さ0.5ミリでプラバンを切り出しました。室内灯の給電バネが来る辺りに印をつけました。長さ4mm程度 M2.6ネジの頭に フラックスを塗ります。
M2.6のネジは丁度室内灯用のバネの口径と同じです。
リード線をネジ頭にはんだ付けします。室内灯とデコーダー用の集電板にはんだ付けします。室内灯の裏側に集電版を仮止めして、先程の印のあたりにネジを固定します。
固定にはゴム系接着剤を使用しました。ネジに集電用バネをねじ込みします。

<ライトの配線>

台車と床パーツを外します。

運転台を外します。銅箔テープを小さく切り出してリード線を接続します。床下集電板の上面先端を絶縁します。絶縁した部分にリード線付き銅箔テープを貼り付けます。
綿棒でよく擦って剥がれないようにしておきます。
不要な部分をカットし、床下集電版を戻してライトユニットの接点が銅板に接触するように注意ししながら運転台も元に戻します。

リード線を天井に持ち上げて、床パーツを組戻します。
台車を戻します。

<ライト用デコーダーの配線>

使用するのは「NGDCC製 両極性ライトデコーダー」です。出力端子に予備ハンダして、絶縁テープで全体を保護します。給電線2本を接続します。コンデンサーからもデコーダーへ接続します。ライトのチラツキ防止になります。
コンデンサーは、室内灯とデコーダーで共用する接続にしてみました。ライトユニットからのリード線2本を、デコーダーに接続します。集電バネで室内灯を支えるような形になりました。ボディーを被せてテストして完成です。室内灯も点灯しています。
デコーダーと室内灯が外から目立たないように搭載できました。