KATO 電動6番ポイントを使うメリット
ユニトラックの複線間隔は33mm。
KATOのポイントを使ってこの複線間隔にする場合、普通は4番ポイントを使うことになります。しかし電動4番ポイントは少々高いですね。
参考
<KATO ポイント 価格 2022年7月現在>
電動4番ポイント 2200円前後
電動6番ポイント 1600円前後
ヤード部など
付属の補助線路も使用する必要があり、設置場所が水平でない場合など脱線の原因にもなります。
電動6番ポイントは、カタログどおりに「R718 15°」を使用して設置すると複線間隔は33mmになりません。
しかし4番ポイントに比べると脱線も少なく4番ポイントより少し安いのがメリットです。ヤード部分などポイントを多く使うところでは、安くて脱線が少ない6番ポイントは便利に使えるのではないでしょうか?
6番ポイントを使って複線33mmに出来ればレイアウトの線路配置がより便利にますね!
6番ポイントで複線33mmにする
<用意するもの>
・ユニトラック6番ポイント
・S64mm
・R249 15°
※S64mmは手持ちのアンカプラー線路のマグネットを取り外したものを使用しています。
電動6番ポイントの直進側に「S64mm」をつなげて、分岐側に「R249 15°」をS時につなげると複線間隔33mmになります。
この時全長は250mmになります。
4番ポイントで複線間隔33mmを作ると248mmなので、6番ポイントで作ると2mm長いです。
ユニトラックの長さに合わせる
ユニトラックの長さは62mmの倍数が基本なので、6番ポイントで複線33mmを作ると2mm長くなってしまいます。それを補正するには端数線路を使うことになります。
186mmで合わせる場合
186mmで合わせる
<用意するもの>
・R249 15°
・S29mm×2
・S64mm
248mmで合わせる場合
248mmで合わせる
・R249 15°
・S29mm×2
・S64mm
・S62mm
6番ポイント複線33mmの使い所
端数線路を使って長さを合わせればどこでも使えるのはもちろんですが、
ポイントを多く使うヤードの先端部、駅の側線、折り返し、など、端数線路を使わないで済むところもありそうです。
KATOユニトラックはポイントの種類が少ないので6番ポイントで33mm複線が作れれば、かなりレイアウトの線路配置が楽になると思います。