エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

持ち寄って繋げる!路面モジュール製作〜1〜

次回運転会より新規格「路面モジュール」を始動される事になりました。

A4単線モジュールの発展系となるモジュールになりそうです。

路面モジュール規格

●直線モジュール
・A4パネルに帯板を2枚貼りつけて長辺308mm
・帯板 厚さ5mm 長さ210mm 高さ40mm
・道路幅 24mm 線路の両脇に配置

 

ユニトラックの線路
124+186=310mm
ボード端で約1mm(両端で2mm)ほどボードからはみ出す形になります。

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直線モジュールのボード

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線路配置配置

路面モジュール断面図>

ユニトラム線路を使った場合の路面断面図

 

・ボードの高さ 40mm
・ユニトラム線路の厚み 6.5mm
・バス道路の幅 24mm バス用針金位置 道路の中心 12mm
・バス道路の厚み 6.5mm

 

ユニトラック単線線路を使った場合の断面図

・ボードの高さ 40mm
・ユニトラック線路の厚み 6.5mm
・ユニトラック線路の端と道路の間 6mm開ける
・バス道路の幅 24mm バス用針金位置 道路の中心 12mm
・バス道路の厚み 6.5mm

 

ユニトラム線路がなかなか再生産されないでの、最近は入手困難になってきています。
ユニトラック単線線路を2つをピッタリくっつけて配置すると
ユニトラムと同じ25mmの複線間隔になります。
道路を設置するときは、ユニトラム線路と合わせるために
単線線路の道床の端から6mm離したところに道路を設置するようにします。

(※追記:2022年12月 断面図作成:えのやん氏)

基本は図のような線路配置になると思われますが、隣のボードと繋がればOKなので建物スペースを少なくして線路を中央寄りに配置するなどは自由です。

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帯板は両端に接着

写真では1cm角の檜の棒も接着してありますが、以前使用していたパネルを再利用していた為で実際には必要ありません。

帯板をA4パネルの両端に貼り付けるだけで、直線モジュールのパネルは出来上がりです。

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モジュール同士の接続部はユニトラックのジョイナーだけで接続されます。複線のジョイナーで接続すれば結構しっかりと接続されました。

接続部のボードは少し隙間ができる仕様です。

※帯板について
帯板はホームセンターのカットサービスを利用しました。
最近はカット料金が1カット30~50円程度取られるので、
細かくカットをお願いするとカット代金が結構かかりました。

 

●高さ調整機能
ボードの高さを調整するために、ダイソーで購入した厚さ15mmの木片に直径6mmの穴を開けます。
そのにM4の爪ナットを埋め込んで、長さ30mmのM4ボルトで脚を作ります。
これで微妙な高さ調整ができるようになりました。

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●運搬&収納性
持ち寄って繋げる!がコンセプトのモジュール企画なので、運搬&収納性は重要です。
帯板を作り際にあらかじめ側面板も作っておきました。
側面板をボードのサイドを重ねてから固定して直径6mmの穴を開けて、ボードの裏側からM4爪ナットを埋め込みます。
高さ調整用の足を利用して側面板とボードをネジで固定できるようにしました。

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側面板固定用の穴

一回失敗したので余計な穴が空いてしまっているのはご愛嬌…

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BOX形状になるようにすれば重ねて収納することもできます

ボード2枚1組で箱型になるようにすると、重ねて収納できるようになりました。

 

●ユニトラム線路の固定
ユニトラム線路は裏側の真ん中のネジを外して、

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ユニトラムの裏側 このネジを外すと前面の線路中央パネルが外せるようになる

 

マイナスドライバーで丁寧に押し上げると外れるようになります。

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精密マイナスドライバーで丁寧に押し上げるとはずれる

 

これで隠れていた釘穴を使って釘で固定できるようになりました。
釘はKATOの13mmの固定釘を使用しました。

外したパネルは、パチパチとはめればしっかり固定されるようです。

 

●コーナーモジュール

・300mm正方形のジャケットパネルに4mmの帯板をつけて308mm四方とする
・帯板 厚さ4mm 長さ300mmと長さ 308mmを組み合わせる

線路
ユニトラム線路でコーナーを作成

コーナーモジュールについてはまだ確定的な規格ではありません。
まずは上記のアイデアでボードを作成してみました。

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線路を置くとこんな感じです。

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~つづく~

elmdcc.hatenablog.com