エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

Nゲージ スケールスピードメーター2種類 Nゲージの走行スピードを計測!

自分のNゲージ車両は時速何キロ(Nゲージ換算)で走っているのだろう?
そう思った事ありませんか?

youtu.be

DCCサウンドをやっていると鳴らしているサウンド(モーター音など)と走行スピードに違和感を覚える事もあります。何か基準になる数値があれば違和感を解消できるかもしれません。スピードの基準値を計測するにはスピードメータでしょう。

最近見つけたCT-WORKSさんの「KATO ユニトラック対応 Nゲージ簡易速度計付きレールセット」と以前もご紹介したことがある理化学ショップさんの「BeeSpiV」をもう一度ご紹介します。

 

CT-Works
KATO ユニトラック対応 Nゲージ簡易速度計付きレールセット

 

 

ctsrore.theshop.jp

レール設置方式のNゲージスピードメータは以前にも見かけた事がありましたが、どれも1万円ぐらいしたような記憶があります。CT-WORKSさんのこちらの商品は、5000円程度で購入できて設置も簡単そうなので入手してみました。

梱包品は商品本体と電源ケーブル(USB)と説明書です。実は一度届いた商品は初期不良があったのですが、メールで問い合わせしたところ誠実にご対応いただいて無料修理していただきました。(在庫がなかったため修理という形になりました。)

 

線路の長さはユニトラック標準62mm。設置方法は至って簡単で、線路に繋いで電源(USB)に接続するだけです。あとは線路上を車両が通過すれば、Nゲージ換算の速度がkm/hで表示されます。

スケールサイズは「1/150」「1/160」の2つを切り替える方式で、新幹線などは「1/160」で測定すると良いのだと思います。

 

価格も手頃で設置も簡単、表示も分かりやすく非常に気に入っているのですが、複線線路に設置すると、向かって向こう側にしか設置できません。手前側に設置すると当然ですが表示が逆さまになってしまいます。

デジタル表示を反転表示する機能があれば、こちら側でも使えるのに残念。まぁ、表示が読めれば使えなくは無いですが…。

 

あとは電源ケーブルが太くて固く、付け根のコネクター部分は細くて繊細な線です。複線線路で使用する場合の電源ケーブルの取り回しがちょっと困りました。スピードメーターを向こう側の線路に設置した場合、手前側の線路の下をケーブルが通れるように加工しなくてはなりません。

動画ではモジュールレイアウト(高さ10cm)と線路の間にケーブルを通しているのでそれほど問題ありませんが、地面に線路を直に設置する場合は上記のような加工が必要になると思います。

 

62mmの線路にケーブルが通るように切り欠きを作った

センサーはかなり敏感なようで、使用する環境下によっては誤動作してしまう事がありました。センサーに直接照明が当たるなどした場合に誤動作してしまう事があるような気がします。これも環境を整えればすぐに問題なくなりました。

 

ユニトラック線路を使用していてNゲージ用スケールスピードメーターに興味があれば試してみるのも一考かと思います。

 

株式会社ナリカ
ビースピーV(速度測定器)

www.rika.com

こちらは以前にもこのブログでも紹介したビースピVです。

以前のブログはこちら

elmdcc.hatenablog.com

elmdcc.hatenablog.com

株式会社ナリカさんのショップサイトの他に、楽天Amazonでも購入できます。

ビースピVは本来Nゲージのスピードを測定する装置ではありません。

 

・cm/s(センチメートル/秒)で表示されるので、自作換算表が必要

・高さを嵩上げする必要がある(Nゲージが通過できるように)

 

など、なんとか工夫してスケールスピードメータにする事ができました。

置くだけ設置なので線路のどこでも計測できるのが非常に良い点です。複線の場合もどちらの線でも計測可能です。

 

2つのスピードメーターを同時に使用してみましたが、当たり前ですがほぼ同一の測定結果でした。どちらにも良い点と工夫が必要な点がありますが、使い勝手はすごく良いです。使用してみると運転もより一層楽しくなります。