エルムDCC交流会

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【便利な道具】銅箔テープ両面通電3mm【3Dプリント】

前回KATO用自作室内灯補助パーツを3Dプリントで作ってみました。
前回の記事はこちら

elmdcc.hatenablog.com

製作するには通電用に2mm幅の銅帯板を切り出して使っていましたが、この銅帯板を切り出す作業がどうにも手間がかかります。

なんとか手間を省きたいと思っていたところ、3mm幅の両面通電銅箔テープを見つけました。

両面通電の銅箔テープは以前からタカチ製のものを使用していましたが、購入当時(数年前)は2mで800円ぐらいしていました。裏面へ通電性は有りましたが少し抵抗がかかるようで、テープの厚みもちょっと厚めでした。また幅も8mm幅が最小でした。今回見つけたものは3mm幅で両面通電性有り、長さも20mもあり大分お得になってます。ここ数年で粘着材の通電性の改良があったのかもしれません。

いちいち2mm幅に銅板を切り出さなくても良くなるのならと思い、試しに購入してみました。

<3mm幅 銅箔テープ両面通電>

Amazonで注文して翌日には届きました。在庫が無いと何日かかるようです。両面通電ということで実際に抵抗値なども検証してみます。プラバンに銅箔テープを重ねて貼り付けました。抵抗値を測定すると、脅威の0Ω!ホントかな?
何度か試してみましたが0.005Ω~0Ωで安定してました。
測り方、間違ってないですよね?裏面で接触している方も計測します。
こちらも同じ結果になりました。結構良い結果なので驚きです。

<補助基盤に使用してみる>

この3mm幅銅箔テープで補助基盤に使用してみます。接点板に貼り付けてから折り返します。LED背板にも貼り付けました。接点板90度に折り曲げたらテープが千切れてしまいました。
このテープかなりの極薄ですがその故に千切れ易いようです。千切れた部分を上から補修してみました。その後通電テスト。ちゃんと通電確認しました。上が銅帯板で作ったもの、下が銅箔テープで作ったものです。
銅帯板で作ったものは張力が有るのでテープLEDを落ち着けても垂れ下がることは無さそうです。しかし銅箔テープで作ったものはちょっと垂れ下がるようです。まぁ、途中で千切れてるのでそうでしょうねぇ。

支柱を作ってあったので、これを利用すれば万台無いと思います。

今回見つけた銅箔テープは、幅も何種類か有り値段も手頃なので結構便利かなと思います。銅箔なので、はんだ付けも可能だと思います。
鉄コレなどの集電や室内灯などのリード線代わりなど、いろいろと使い道がありそうです。