エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【見学】国際鉄道模型コンベンション2024 DCC関連新情報【訪問】

今年も国際鉄道模型コンベンションを見学してきました。
DCC関係の展示などもだんだんと増えてきた印象です。
個人的に興味を持ったモノ、DCC関連、などをまとめました。

<RAILWAY SHOP (T GAUGE)>

Zゲージよりも小さいTゲージ。線路幅は3mmです。最新のTゲージはライトが点灯し自動往復運転をやっていました。
車種も多くなってますね!車輪にネオジム磁石を使い、集電と線路吸着を兼ねている構造になっているとのことです。凄いアイデアですね!

Tgauge Catalog 2024.pdf - Google ドライブ

<J-TRACK Society>

ameblo.jp

J-TRACK Societyさんのブースで、今回A4サイズミニモジュールレイアウトを5種をプレゼントするという企画があったので見学しました。都会やローカルな雰囲気の風景など多様な情景5種類を、抽選で無料プレゼントすると言う太っ腹な企画です!応募者数多数により抽選倍率が10倍以上になったとのこと。厳正な抽選の末、当選者が決定したようです。かなり盛り上がった様子でした。

<East-iE 架線検測車 DCC制御>

エルムメンバーの”TAKEUCHI”さんが、サークル"ヨ”さんのレイアウトでEast-i架線検測車を走らせていました。架線検測用のライトをDCCで制御できるように加工してあります。
ライトが光ると車両がより引き立ちますね。

<エルマートレイン>

elmer-train.com

フライシュマンやロコなどの外国製の車両を扱うショップさんです。欧州製の鉄道模型はDCC製品が充実していて、製品も非常に高機能なものが多いですね。最新版フルカラーのメーカーカタログが無料配布されていました。かなり豪華なカタログです。もらったのは、フライシュマンのNゲージのカタログです。カタログを見るとフライシュマンのNゲージ車両でもラッセルの回転歯が回転する製品があるみたいです。今回展示されていたHO車両も機能満載でとても驚きました。
こちらのラッセル車、回転刃が回転するのはもちろんの事、ラッセルヘッド自体も常に上下に動いていて、ライトも自在に点灯し、常にサウンドも鳴っていました。

そして車体を向きを変えることもできる!と言う高機能っぷりに驚愕でした!!凄い‼写真だと分かりづらいのが残念ですがこちらのSLは、ただ煙が出るだけではなくサウンドのドラフト音に合わせて煙がボッ!ボッ!ボッ!と出ていました。煙の装置の他に中にファンが仕込まれていて、それもDCCコントロールされているとのことです。ディーゼル機関車からも煙が出ていました。黒い煙も出せるようになれば更にリアルで楽しそうですね。注入する煙用の油?の材質でなんとかなりそうな気もしますがどうなんでしょうか?

<メディカルアート>

medicalart-mokei.com

メディカルアートさんは、イギリスの模型メーカー”HORNBY”等を多く扱うショップさんです。HORNBYはイギリスのメーカなだけあって、機関車トーマスの模型を多く出しています。またDCCデコーダーも出しているようです。こちらは旧製品のサウンドデコーダー。イギリスの機関車やディーゼルカーの音があらかじめ入っています。書き換えはできないみたいです。値段が結構お安いですね!デコーダー自体は多分ですがESUのOEM製品だと思います。こちらは新製品の「HORNBY TXS サウンドデコーダー」
HM7000シリーズデコーダーはDCCデコーダーでありならBluetoothにも対応しているというものらいししいです。価格も1.2万円と欧州系のデコーダーに比べてそんなに高くないですね。
8pinタイプ、Next18タイプ、MTC21タイプなどのコネクターに対応

デコーダーの幅は13mm~16mmぐらいだと思います。この大きさでは、日本型のNゲージには入らないでしょうね。

デコーダーとスピーカー、それに様々な大きさのエンクロージャーが付属しています。
専用のアプリをダウンロードするとBluetoothでも車両をコントロールでき、アプリにサウンドをダウンロードすればサウンドデコーダーとしてコントロールできるようです。
今までのDCCとは違った概念のデコーダーのようです。面白そうなデコーダーですね。

公式の説明を見てもあまり良くわからなかったので、

uk.hornby.com

こちらの方の解説を参考にしました。

giovanni-ihatov.hatenablog.com

ロクハン

https://www.rokuhan.com

Zゲージで有名なロクハンですが、Nゲージ(Zゲージ)鉄道模型メーカーとしてはKATOと並んでDCCに取り組んでくれている数少ないメーカーさんです。DCCコントローラーやデコーダーも自社ブランド製品を出しています。

ロクハンのDCCコントローラー

www.rokuhan.com

今回の展示では、コントローラーのアプリなどがリニューアルされて更に使いやすくなると言う説明がされていました。
PCや、スマホのアプリが一新されるようです。あれ?どこかで観たことあるような操作画面ですね!

ということで、お隣のブースのデスクトップステーションさんのところにお伺いしました。

<デスクトップステーション>

https://desktopstation.net

デスクトップステーションさんのブースでは、既存製品の紹介と、新製品を発表していました。

ロクハンのDCCコントローラーのアプリのリニューアルは、デスクトップステーションさんが開発しているとのことで、ZUIKIの運転台型コントローラーなどが接続して遊べるようになったりと機能も追加されているようです。

ロクハンのDCCコントローラーはZゲージ用として販売していますが、Nゲージにももちろん使えると思います。KATO D103が4万円以上するのに対し、こちらのコントローラーは24,000円と少しリーズナブルです。デスクトップステーションのアプリで動くようになれば操作性も良くなるので、これからDCCを始めたいという方々にもオススメなDCCコントローラーになるかもしれません。

Zゲージ用サウンドデコーダ

新製品として展示されていました。室内灯型Zゲージ用サウンドデコーダー。
極小のZゲージの車内に室内灯のように搭載して、DCC制御で車両を制御しサウンドを鳴らすことができる、画期的な製品でした!
エンクロージャーは小さいのですが、Zゲージとしてはかなり良い音がしていたように思いました。(展示会場の喧騒の中、サウンドはよく聞こえました。)
SmileSoundデータの書き換えにも対応しているので、様々な車両のサウンドを鳴らすことができます。

<サークルMT40>

wiki.mt40.info

mt40.booth.pm

TOMIX製品に無加工で搭載できるデコーダーの数々なども展示されていました。

開発中の新製品 1ファンクションデコーダ室内灯のON/OFFに使える、1ファンクションのデコーダーを展示していました。
KATOからも同じようなデコーダーがでていますが、価格的にもう少し安く提供できるように努力したいとのことでした。

設計上?ファンクションの数も増やせるとのことなので、要望が多くあればそういったバージョンも生産してくれるかもしれません。
こんな製品が欲しかった!を叶えてくれる、サークルMT40さん。これからも応援します!

<STRV's Studio>

https://strv.jp/

AOMマイコンを使用した『超小型DCCコマンドステーションRM-CS03』

この大きさでDCCコントローラーの殆どの機能が詰まっています。
世界中で使われているDCC-EXに対応しているので、豊富な機能やスマホアプリが利用可能。
スマホアプリ「エンジンドライバー」で車両をコントーロール。しかもエンジンドライバーでCV設定ができるとの事です。ワイヤレスでCV設定ができるのは凄い!
この高機能で価格は、6000円+送料だそうです‼すごいですね。

strv.booth.pm次回生産分をBOOTHにて予約を受付しているので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

2024/8/16〜8/18の3日間開催で本日最終日。初日は台風の影響で入場者も少なかったことでしょう。昨日午後に入場しようとしたときは、前売りチケットを持っていても入場するのに20分ほど並びました。昨日~今日は多くの人が来場するのではないでしょうか?

DCC関連の展示も結構多くなってきたように思います。デスクトップステーションさんのZゲージ用サウンドデコーダや、STRV's Studioさんの『超小型DCCコマンドステーションRM-CS03』など注目製品も多かったですね。